欧州基準の再生処理プロダクトブランド『SALWAY』をローンチしました！
こんにちは！千葉県八千代市から新しい医療の当たり前を創る、株式会社名優の優一です。
2023年6月29日（木）～7月1日（土）にパシフィコ横浜で開催された日本医療機器学会にて、名優の中央材料室向け製品のブランド『SALWAY』を発表致しました。
SALWAYとは？
名優では、医療機関の中央材料室（医療機器を洗浄・滅菌する部署）向けの製品をたくさん取り扱っています。
医療器材専用の洗浄ブラシや、医療器材を洗浄・消毒する洗浄器が正しく稼働しているかを確認する洗浄工程インジケータ。内腔構造の医療器材の内部まで滅菌できているかを保証するコンパクトPCDなど、多数の製品を提供しています。
より多くの人に再生処理の重要性を知って頂きたい、名優製品の良さを知って欲しい。
そんな想いから今回、中央材料室向けの製品を『SALWAY』という一つのブランドにしました。
SALWAYのロゴマークの意味、込められた想い
SALWAYのロゴは、SALWAYというブランドネームが青い枠で囲われるようなロゴになっています。
実はこの枠は、2つの四角が重なり合って形成されています。この2つの四角はそれぞれ、バリデーションと日常モニタリングという2つの検証を表しています。
医療器材を次の患者にも安全に使用できるようにするために。滅菌出来ることが検証（バリデーション）された工程が、確実に実行されているかを毎回確認する（日常モニタリング）必要があるという、再生処理の本質を表しています。
また、SALWAYというブランドネームは文字通り、「SAL」へ到達するための「WAY」です。
SALとは、再生処理のゴールである無菌性保証水準（Sterility Assurance Level）を指します。WAYには「方法」という意味もありますが、「道筋」という意味も込めています。
SALを達成するために必要な、再生処理の正しい知識を提供し続けること。現場で真摯に取り組む方々と共に歩み続ける事。
そんな想いが込められています。
もっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
SALWAYのブランドムービー
SALWAYの再生処理に対する価値観を、ブランドムービーにしました。
再生処理は、ただの単純作業ではありません。ひとつひとつの工程や器材は、患者さんの命につながっています。安全な器材を提供することを使命とする中央材料室の業務は、医療を支える極めて重要な業務です。
そんなSALWAYの価値観を、ムービーで表現しています。
医療器材の再生処理業務に関わる方も、そうでない方も。是非ご覧になってください。
弊社の社員も、何人かモデルとして出演しています（こっそり私も出てます）。
日本医療機器学会へのブース出展
SALWAYのお披露目の場となる日本医療機器学会で、ブース出展も行いました。
名優はいつも、自分たちでブースのデザインを考え、設営をしているのですが、今回は名優の創業以来初めて？専門の業者にデザイン・施工をお願いしました。
やはりプロはすごい。とてもスタイリッシュでインパクトのあるブースになりました。
たくさんある製品が、それぞれ際立つように。バランスを考えながら、製品を展示しました。
展示期間中は、スクラブ（医療者が病院で着用するユニホームのようなもの）を着たサミーがお出迎えしていました。
お陰様で、3日間でたくさんのお客様にブースにお立ち寄り頂きました。本当に有難うございました。
ランチョンセミナー
7月1日（土）には、医療機関で実施される器材の洗浄評価についてのランチョンセミナーを主催しました。
演者に群馬大学医学部附属病院の藤井さん、座長に榊原記念病院 小林さんをお招きしました。
お陰様で、たくさんのお客様にご参加頂きました（本当に良かった！）。事前のご案内やセミナー当日のビラ配りなど。メンバー全員でやるべきことをやって、ほんとによかったなと思います。
セミナー終了後は、たくさんのお客様に、洗浄評価に関するご相談を頂き、とても実りのあるセミナーとなりました。
再生処理の重要性と面白さを一人でも多くの人に知って欲しい。そんなセミナーにしたい。
藤井さん、小林さんと約束した、当初の目的を果たすことができました。
少し内容がマニアックかもしれませんが、ランチョンセミナーの復習コンテンツを、SALWAYのWebサイトにアップロードしているので、気になる方はのぞいてみて下さい。
今後のSALWAYの活動に、ご期待ください！
優一
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