めいのぼやき3 裏短コン

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。

第б回裏短編コンクールは結果発表が行われ、今年も大変楽しませていただきました。

私が全作品を鑑賞した率直な感想は
「優勝どころの話ではなく、とんでもない作品が複数あるぞ」
というものです。
他にも素晴らしい作品が多数あり、順位的に下位であっても拘りを強く感じる作品ばかりでした。
今回は全体的にレベルが高かった印象です。
お世辞抜きにどこを切り取っても面白い作品ばかりでした。

個人的に一番好きだった作品を挙げれば「⑫開閉操作」です。
理屈抜きで心の底から楽しめました。
作者は上谷直希さんなのですが、このような味の良さは簡単に真似できるものでもなく、一人の詰将棋作家として純粋に尊敬します。

インターネット上で専門誌とは異なる路線で詰将棋を発表する場が増えていくことを期待していますし、今後詰将棋の文化がどのように発展していくのかも楽しみです。