WFP2023年4月号 感想

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。
Web Fairy Paradise 2023年4月号(第178号)の感想を書いていきます。

1.第149回WFP作品展結果(pp.14-34)

WFP作品展鑑賞室:http://k7ro.sakura.ne.jp/wfp/EnjoyWFP.html

■ 149-1 松下拓矢作
松下氏はWFP初登場。
トリプルシフマンという高度な狙いを実現。
…と言いたいところだが、狙いと直接関係する部分が非限定。
残念ではあるが、積極的な姿勢は大いに評価したい。

■ 149-5 真T作
双方金の往復運動で打歩詰を打開。
狙い・表現共に明快で気持ちがいい。

■ 149-12 さつき作
衝立詰で趣向的な手順が作れるとは。

2.第15回フェアリー入門(All-in-Shogi協力詰)結果(pp.43-57)

課題は「All-in-Shogi」。
はせがわゆ氏が初解答。

第4問 神無七郎作
玉鋸。
全着手玉で手順に不純物がない。
中長編のテーマを短く圧縮できるのは興味深い。

第6問 springs作
初形と詰め上がりは同じようだが、着手の履歴が異なるため詰んでいる。
協力詰でシンプルな配置で実現したところが価値。

第9問 駒井めい作
自作。
禁手回避はフェアリーでも王道のテーマ。

3.協力詰・協力自玉詰 解付き #11(pp.75-76)

■ 11-1 駒井めい作
自作。
邪魔駒消去だが、攻方の邪魔駒を受方が積極的に消去するのがポイント。
命名するなら「邪魔駒の協力消去」だろうか。

4.第5回フェアリー短編コンクール 作品募集(p.77)

手数が10~15手という思い切った条件。
開催が楽しみ。