めいのぼやき47 狙い

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。

詰将棋を作品として発表するならば、「狙い」はとても重要だと思っています。
「狙い」というと何とも仰々しいですが、要は「ここを見て!」というアピールポイントがあるかどうかです。
・狙いを決めてから作る。
・作っている途中に狙いが決まる。
・作ってから後付けで狙いが決まる。
といったように、作る過程において狙いがどの段階で決まるかは、作り方や人によって様々でしょう。
いずれにせよ、作品を発表するときには「この作品の狙いはこれです!」と説明できる状態であるべきだと私は思っています。
他人が面白いと思うかは次の段階の話で、まずは作者自身がちょっとでも面白みを感じているかどうかが、最も優先されるべきだと思います。

「今発表しようとしている作品の狙いをちゃんと説明できますか?」

というのを、自分への戒めも込めて発信したいと思った次第です。