めいのぼやき35 はじめての協力詰(3)
バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。
これまで2回に渡り「協力詰」という変則ルールの詰将棋を紹介してきました。
今回は協力詰に慣れてもらうための問題演習です。
3~7手の協力詰を計7題用意しました。
⑤⑥⑧⑨は例題としてすぐ下に正解手順を示します。
⑦⑩⑪の正解手順はコメント欄に書いておくので、是非挑戦してみてください。
< 協力詰のルール >
先後協力して最短手数で、受方の玉を詰める。
透かし詰は詰みとは認められない。
⑤ 協力詰 3手
< 正解手順 >
24銀、14玉、15金 迄3手。
☆22銀、12玉、13金は同桂と取られて失敗です。
⑥ 協力詰 3手
< 正解手順 >
24銀不成、14玉、15金 迄3手。
☆あえて銀を成らないことで14に玉を誘います。
⑦ 協力詰 3手
<正解手順>
※ コメント欄に書いておきます。
☆5手ではなく3手で詰む手順があります。
⑧ 協力詰 3手
<正解手順>
12角不成、22玉、32飛 迄3手。
☆打歩詰が絡まない飛角歩の不成は協力詰ならではの手順です。
⑨ 協力詰 5手
< 正解手順 >
33角不成、22金、同角不成、12玉、13金 迄5手。
☆角一枚では詰まないので合駒を要求します。
☆角を成らないで12玉と指させるのがポイントです。
⑩ 協力詰 5手
< 正解手順 >
※ コメント欄に書いておきます。
☆馬一枚ではやはり詰まないので合駒を要求します。
⑪ 協力詰 7手
< 正解手順 >
※ コメント欄に書いておきます。
☆実戦初形からどう詰ますでしょうか。
どれくらい解けたでしょうか?
まだ慣れていない方にとっては、結構悩ましい問題もあったかと思います。
「もっと解きたい!」という方は、下記のリンクに5手の協力詰が80題あるので挑戦してみてください。