WFP2022年8月号 解付き#5

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。

1.協力詰・協力自玉詰 解付き

Web Fairy Paradise 2022年8月号(第170号)が発刊されました。

協力詰や協力自玉詰を解付きで出題するコーナーを担当しています(pp.63~66)。
今までフェアリー詰将棋(変則詰将棋)をよく知らなかった方も楽しめる内容を目指していますので是非ご覧ください。

【 連絡 】
次号(2022年9月号)は当コーナーを休載いたします。

2.今月号のラインナップ

今月号は協力詰1作、協力自玉詰が1作です。
合計で2作者2作品を掲載させていただきました。

3.フェアリー初心者向け

当コーナーの解説だけで理解が難しい方は下記の入門記事をご覧ください。

また、創作に興味がある方は下記のリンク集もご活用ください。

4.作品募集

9手以下の協力詰、協力自玉詰
投稿締切:2022年10月15日(土)

詳細は当該号をご覧ください。

5.旧号から作品紹介

青木裕一 作
WFP第169号 協力詰・協力自玉詰 解付き 2022年7月

〔協力自玉詰〕
先後協力して最短手数で攻方の王を詰める。
奇数手数の場合は受方から指し始める。
無駄合の概念はなく、合駒は全て有効。

34銀、同飛、35桂、同飛、25香、同飛、
24歩、同飛 迄8手

初形を見てみると攻方王に王手がかかっています。
攻方に持駒がなければ初形の局面は詰んでいます。
つまり、攻方の持駒4枚を全て消費して初形の局面に戻せればよいことになります。
34銀~35桂~25香~24歩と捨駒をして受方飛に取らせ続ければ、なんと初形から攻方の持駒が消去されただけの局面が出来上がります。
更に注目すべきは受方飛の軌跡。正方形を描きながら24の地点に戻っています(24→34→35→25→24)。
詳しい解説はWFP2022年7月号(第169号)をご覧ください(pp.32~35)。