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気まぐれ麻雀記「役牌の重なり」

下図は雀魂の段位戦。

上家(東家)が發を切って、私(南家)が發をポンした局面。
何を切ったらよいか悩ましかったです。

1.南切り

雀頭候補は現状88s。

發發發88s + 1246m457p7s南

12m・46m・45pで残り3メンツを作ることになります。

發發發88s12m46m45p + 7p7s南

12mのペンチャンが苦しいので、7pや7sはターツを作り直すために残しておきたいです。
消去法で南が最も不要です。

2.1m切り

実戦では南切りも考えましたが、1m切りを選びました。

12m・46mで2メンツを作るのは大変だろうと思っていました。
246mのリャンカンに構えて、足らないもう1メンツは7pか7sの周りで作る方針でした。

發發發88s246m45p7p7s + 南

南切りと違って3シャンテンから進んでいません。
しかし、テンパイ速度はそこまで劣っていないだろうと判断しました。

これは一瞬南を残す余裕ができるのがメリット。
南を重ねてポンできれば+1翻です。
巡目も早いので、こちらの方が有力に見えました。

実際、南と1mのどちらを切るかは悩ましいですね。
どちらもアリかなぁという気がしますが、どうなんでしょう。

3.Mortalの解析結果

1m切りが本当にアリなのか少し自信がなかったので、Mortal4.0で解析しました。

南切り(約73.9%)を推奨していますが、1m切り(約23.9%)も一応アリのようです。

まぁ南切りを推奨しているので、南の+1翻を期待するよりも、真っ直ぐテンパイに向かった方が得というのがMortal4.0の見解のようです。
かわせずに他家からリーチを受けたらキツイので、確かに1m切りは中途半端気味かも。