消えて続いて増える

この前だらだらとネットサーフィンをしていたところ、面白いHelpmateを見つけました。

Mirko Degenkolbe
Special HM., Die Schwalbe, 1998
(dedicated to the participants in the W.Fichtner-50 MT)

Helpmate in 2
b) In the final position of a) remove the mating piece. Helpmate in 3
c) In the final position of b) remove the mating piece. Helpmate in 4
d) In the final position of c) remove the mating piece. Helpmate in 5
e) In the final position of d) remove the mating piece. Helpmate in 6

ツイン設定がたくさんあって文章も長いしどういうことやねん。
と思ったかもしれませんが、訳すと
a) 出題図でHelpmate2手を解く。
b) a)の最終形からメイト駒を取り除いてHelpmate3手を解く。
c) b)の最終形からメイト駒を取り除いてHelpmate4手を解く。
d) c)の最終形からメイト駒を取り除いてHelpmate5手を解く。
e) d)の最終形からメイト駒を取り除いてHelpmate6手を解く。
という感じになります。

何がどれだけすごいのかは正直私にはよく理解できないのですが、面白いアイデアで、かつ相当激しいことを実現しているのは分かります。
BCPSのWeekly Chess Problemでも紹介されているので、出題日である2022年9月5日を選択すると正解が見れます。

BRITISH CHESS PROBLEM SOCIETY

世界は広いねぇ。