最後の1ピース
バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。
今回は「最後の1ピース(仮称)」というものを紹介します。
1.最後の1ピース
今日のたま研のアトラクションで、「最後の1ピース」(風さん命名)(仮称)という企画を行いました。
— ウマノコ@kisy門下 (@umanoko1525) August 14, 2021
1枚配置を隠した5手詰を出題し、配置と詰手順を答えるものです。
早押し形式で行った結果、シナトラ氏が見事優勝!ほっと氏とランス氏が同率2位でした。
#最後の1ピース
— Sinatra (@Sinatra57496354) August 14, 2021
1手詰の完全作になるように駒を1枚追加せよ。ただし攻方、玉方、駒台いずれに追加してもよい。
b)攻方38歩→玉方 pic.twitter.com/H9oH288EYg
今日のオンラインたま研でウマノコさんが10作紹介されていたルール。
— Sinatra (@Sinatra57496354) August 14, 2021
手数も追加枚数も変更可能で、何らかの条件を付けることも出来るので伸び代があると思う。
#最後の1ピース (仮称)
— ウマノコ@kisy門下 (@umanoko1525) August 14, 2021
例題
詰将棋完成まであと一息。駒を1枚追加して5手詰の完全作にしてください。追加する駒は、攻方、玉方、持駒のいずれでも構いません。 pic.twitter.com/j6em5E843H
詰将棋の配置の一部が与えられて、配置と詰手順を答えるというものです。
手順を成立させる上で重要な駒が隠されていて、想像力・論理的思考力などを駆使して解いていく感じでしょうか。
似たようなものが以前YouTubeで企画されたことがあります。
これの発展版といったところでしょうか。
問題作成者の視点としては、基本的には予想を裏切るような解を設定できれば面白くなるはずです。
そういう問題がある程度作れることが分かれば、一気に流行りそうです。
2.将棋パズル
関連する話も少し取り上げていきます。
将棋には「将棋パズル」という分野があります。
詰パラには「将棋パズル雑談」というコーナーがあったりします。
様々な種類の将棋パズルが既に存在するのです。
しかし、一部のマニアが楽しむものという位置付けになっているのが現状です。
株式会社いつつのHPに、駒の動きが分かれば楽しめる将棋パズルが出題されています。
個人的にこれは結構面白いと思っています。
将棋や詰将棋から派生したパズルの分野は、まだまだ未開拓な部分が多いです。
今後この分野がどう発展していくのか、とても楽しみです。