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【シビウ国際演劇祭に行ってきます!】

明日、ルーマニアに旅立ちます。劇団がシビウ国際演劇祭に『かもめ』を上演しに行くので、その応援に行ってきます。

山の手事情社は過去に5年ほど連続してこのフェスティバルに参加していて、そのことは劇団の演技スタイル「四畳半」にかなり影響を与えたそうです。

先輩たちが影響を受けた演劇祭ならわたしも行ってみたい!同じ空気を感じてみたい!ということで、後輩の渡辺可奈子さんと一緒に行くことにしました。5年ぶりの海外、渡辺さんにとっては初めての海外、どうなることやら…

今回ツアーで行く『かもめ』は2019年スズナリで初演の作品。「生きてる人間たちと剥製になった人間たちの物語」というコンセプトで山の手事情社では上演します。初演ではハッキリしていなかった「剥製になった人間たち」の歪さ複雑さが、今回は視覚的にとても分かりやすく演じられています。「四畳半」というスタイルを借りて、身体的なアプローチで演技がなされているからです。そのおかげで物語がよく分かる。これが様式の力なのか、ととても驚いています。

この驚きは、かつて山の手事情社の作品を観た時の「人間ってこんなすごいことができるんだ!」という感動に似ています。その感動こそがこれまで自分を支え、生き続ける勇気をくれたんだよな、なんてことを思い出しました。

ルーマニアでどのように作品が受け取られるか分かりませんが、楽しんでもらえますように…!

わたしと渡辺は今回はのんびりフェスティバルと街を観て回るだけですが、その様子をSNSでお友達の皆さんにもお伝えできたらと思っています。そしてたくさん刺激を受けて、たくさん持って帰って、今後の創作に活かしたいです。

最後に。
今回の『かもめ』ルーマニアツアーではご支援をお願いしています。ご支援の御礼に素敵なトートバッグをお届けしています。ご一読くださいませ。

それでは行ってきます!!


#FITS30 #sibfest #山の手事情社 #かもめルーマニア

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