年齢は毎年レベルアップするのに、内面は一向にバージョンアップされないのは私だけ?

「あたしだけ何も起こらない」
このタイトルをamazonで見かけたとき、私だけではない、とホッとした。

本の内容をamzonより引用

大人気コラムニストのジェーン・スー氏がコメントを寄稿!

韓国で大反響! 女性共感度100%の年齢考察日常共感イラストエッセイ。



あたしだけ人生何もない? いいえ、スタートが遅いだけです!

女性共感度100%の日常共感イラストエッセイ、待望の日本語版が発売。

いつからか結婚の話題を出さなくなった両親、

いざ結婚へのプレッシャーが消えると沸いてくる焦りと挫折感、

ムカつくほど広がっていく毛穴、日に日に低下する記憶力、

人生で最も輝いていた瞬間へのノスタルジーetc…。

自分だけ置いてきぼりのような"遅刻人生"の中、

年齢をまたひとつ重ねていく女性の共感を呼ぶエピソード満載で贈る、

笑いと涙を誘う年齢考察イラストエッセイ。

最近よく聞く言葉、"その年"で。"その年"でそれはちょっと…。

年を取るって制限がつきもの? 年を取るって失っていくことなの?

ミドル世代女子の飽くなき疑問と焦りにそっと寄り添い、

"自分らしく生きる"人生の選択を応援する、日常共感書。


レビューにも書いてあったが、
この本を読んだところで何も解決しないし、
何も前進しない。
ただの傷の舐め合いである。
ただ、遠い海の向こうで私より少し先輩の彼女が、
酒を飲みながら、愚痴りながら、今日も立派に生きている。

その現実が私を慰めてくれるのである。

地元の友達を会うのが億劫なときがある。
子持ちの友人と会っても話すネタがないのだ。
そして、私には永遠にやってくることないであろう
「結婚」、「出産」といったライフイベントについて語られても
「ふーん」としか感情がわかず、気の利いたコメント1つも言えないし。

「羨ましくないのか」と聞かれたら、
8:2で「羨ましくない」と答える。
残りの「2」は?
多くの人間が当たり前に達成していくライフイベントに
私自身が追い付けない、と感じていることである。

小さいころから、
「なぜ、男女が一緒に住むことが普通なの?」
「なぜ、子供を産み育てることが幸せの象徴みたいな扱いなの?」

大きくなったら、変わるよー、と周りから言われたけど、
アラサーの今、まだ変われていない、

マジョリティでいたかったけど、
どうもマイノリティになってしまったそうだ。

唯一仕事だけはなんとか続けているが、
他の同僚が
仕事+結婚+子育て
という次のフェーズに進むたびに、
自分だけがバージョンアップされていないことに不安を感じる。

「年齢はただの数字」
とは思えなくて。
年齢に見合った内面の熟成度が追い付いていないことに焦っている。

仕事に打ち込めば?出世を目指せば?
と別の活路を見出そうとしているけれど、
それはそれで茨の道・・・


昨日のinstagramで出てきたショート動画


今あなたが変えようとして頑張っていることが
あなたが思い描く何倍も素晴らしい未来につながっていたら
もちろん上手くいかないかもしれない、
思い通りにいかないかもしれない、
でも奇跡みたいな出来事に繋がっているかもしれない
どうなるかは、わからない。
もし次、考えすぎたり、
今やっていることを疑ってしまったら、
こう考えてほしい

もし乗り越えた先に
素晴らしい未来が待っていたら?


そして最近気づいたことがある。

私はどうやら、自分が思っているほど、自分の人生を諦めたわけではないらしい。

仕事関係のセミナーに参加するのも、転職を考えたのも、
海外留学のために休職ができないかを上司に聞きにいくのも、

私は自分の人生を諦めていないからだ。

この発見は
灯台下暗し
棚から牡丹餅
世紀の大発見レベルだった。

こうやって悩んでいるのは、
私は自分のことを諦めていない。
自分だったらできるはずだ、という希望があったのだ。

休職は無理かもしれない、
でも1人で悩んでいても進展はしなかったし、
また別の方法で海外へ学びに行くチャンスがあるかもしれない。

プランAがダメでもプランB,
プランDぐらいまで用意しておけば、活路が見出せるかもしれない。

私はまだ、私のことを諦めていなかった。
それだけでも大きな進歩かもしれない。



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