サードプレイス~~職場·自宅以外の居場所~~

サードプレイス、はじめて聞いたのは就活でスターバックスの企業説明会だった。
学生だった当時は「なるほどねー( ゚ェ゚)」
くらいだったが、社会人になった今ならわかる。

職場の私でも、家の私でも、友達の前の私でもない。
ある意味「素の私。」
いや、家のお前は素じゃないのかよ、
と突っ込まれそうだが、家の私は素であると同時に「娘」、「姉」といった役割を演じてる。
職場も同様、そこで求められる自分を演じてる(つもり)

思えばサードプレイスなるものを求めて私は広く広く浅ぁぁぁく色んな場所を開拓しようとしてきた。

ニューヨーク🗽発の暗闇フィットネス。
そこでは普段の私が着ないようなピッチピチのレギンスをはき、洋楽に合わせてフィーバーしていた。

中国語教室で日本語の「す」の発音が違うと指摘されたり、

パーソナルジムで筋トレに目覚めたり、

フェフ姉に触発されてキックボクシングに挑戦したり、

やっては辞め、やっては辞めの英会話教室にはじまり、

ハングルが読めるようになった韓国語教室

靴を脱いで、椅子の上であぐらをかきながら話す私を許してくれるカフェも見つかったし、

普段の生活圏内ではふれ合うことのない、イケイケの方達のいるジムに入会したり、

中学からの憧れやったバク転習いにいったり、

最近はボランティアを始めた

続いているものもあれば、辞めたものもある。
それで良いと今なら思える。
やってみるまでのフットワークは軽い方がいい。続けるか続けないかはその後かな、と。「何事も最後までやり遂げることが大事」
ともいうけど、最後っていつまでよ?
死ぬまで?資格取るまで?

立つ鳥跡を濁さず

さえ守ればいいんじゃないか??

最近友達と古民家カフェに行った。
カウンター席に座り、それはそれはしょうもない話をしていた。

「もしさ、旦那が単身赴任なったらどうする?」

私:独身
友人:旦那さん単身赴任の可能性0

「もしも」の話でどんだけ喋れんねん。
居座ってから1時間以上たった後、
珈琲を入れてたご主人が話しかけてくれた。
なんと、話すタイミングをずっと伺っていたそう😊
ご主人との会話で、
「このカフェの常連に是非なりたい」
ご主人の人柄は勿論、話してる私が「素」だったからである。

何者を演じてるわけでもない「私」で会話できる場所は貴重である。

奥様が作るデザートも美味だった。

あまりにも素敵なカフェだったので、
帰り道友達と「絶対誰にも教えんとこ!」と誓いあってしまった。


新しいサードプレイスができるかもしれない😌

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