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2022年はラム酒にハマってバーによく通いました

久々にnoteを書きます。

2022年はラム酒にハマってバーによく通いました。
もともと何年か前から高専時代の友人にバーに連れて行ってもらうことがあり、そこでラムを飲んで美味しいなぁと思っていたのですが、去年の夏くらいに吉祥寺のラムバーに行ってお店の方に基礎知識的なところを教えてもらったことと、今年になって近所に良い感じのバーを見つけたことをきっかけによく通うようになりました。

というわけで、2022年に訪れたバーと、飲んだお酒(主にラム)を雑に振り返っていきます。

ラムの雑な基礎知識

ラムは大きく分けてスペイン系、イギリス系、フランス系に大別され、それぞれ味の系統がけっこう異なります。

甘さが特徴的なのがスペイン系のラムで、ロン・◯◯という命名がついている銘柄が多いです。ロックやストレートで初めてラムを飲む人にはスペイン系をおすすめします。ベタな銘柄だとロン・サカパが飲みやすい甘さでおすすめです。

イギリス系のラムは個人的な感覚ですが甘さとドライさ(カーっとくる辛口な感じ)のバランスが取れているイメージです。スペイン系の甘さはどちらかというとねっとりした甘さに近いですがイギリス系の甘さは控えめに感じます。

フランス系のラムで僕が好きなのがアグリコールラムと呼ばれる製造方法が少数派のラムで、口に入れた瞬間から最後喉を通るまで複雑で色々な香り、味が楽しめます。個人的にはトロワ・リビエールやセント・ジェームズが飲みやすい味です。

2022年1月下旬 Bar Lamp@銀座

知り合いのエンジニアさんと飲みに行こうという話になり、僕がラムを好きなのを知ってくれていたので銀座にあるラム専門のバー「Bar Lamp」を訪れました。

イギリス系ラムの代表格と言われているらしい「マウントゲイ」。尖っておらずバランスが取れている味という感じ。
ロン プロイビード。ロンという命名から分かる通りスペイン系の甘みがしっかりしたラム。嫌な感じではなく飲みやすい甘さでした。

最近の自分はアグリコールラムが好きという感想で固まっているので、次行ったら少し変わったラムを飲んでみたいなと思っています。

2022年2月下旬 近所のバー

銀座や吉祥寺にラムバーがあるのはわかったのですが、ちょっと家から遠いのでたまにしか通えないのが玉に瑕かなと思い、近所でGoogle Mapでバーを探して見かけたお店に行ってみました。

偶然自分しか店内にいなかったので、マスターに最近自分がラムにハマっていることを説明できて色々知識面を教えてもらいつつ複数種類出してもらったのがよかったです(常連で埋め尽くされているタイプのお店じゃなかった)。

クラフトジンの桜尾。ジントニックやジンフィズも好きでよく飲むのですがその話をしたら出してもらいました。うろ覚えですが柑橘系の味が特徴的だったかな
アグリコールラムのトロワ・リビエール(左)とセント・ジェームス(中)。どちらも自分好みの複雑な味を楽しめます。最近はセント・ジェームスの香ばしい?味が気に入っています。

2022年3月下旬 近所のバー再訪

初来訪がなかなか楽しかったので翌月にも再訪しました。

レモンハートという有名なラムの現行品、90年代、80年代の3種類が置いてあったので、贅沢に飲み比べをさせてもらいました(いずれもハーフで出してもらいました)。

古くなるにつれて角が取れて飲みやすくなっていきます。が、個人的には真ん中の90年代がほどよくお酒を飲んでいるという実感があってこのときは一番好きかなと思いました。80年代はまろやかすぎる感じでした。

さて、この来訪は2回目なのですが、重大な事実に気がついてしまいます。
それはこのバーにラムを置いている種類がさほど多くなくて、ほとんど(良いラムは)飲みきってしまったということです(写真以外にも飲んでる)。

そもそもラム専門に扱っているバーでなければ、置いているお酒の大多数はウィスキーであることがほとんどで、ラムは多くはないのが一般的かなと思います。

気に入った銘柄はあるので繰り返し頼むという手もありますがまだまだ色々な銘柄を飲みたい気分なので、少々困りました。
この日は3杯目あたりからマスターの提案でブランデーに手を出して、ブランデーも美味しいなと思うなどしました。

画質が最悪だけどブランデーです。どうやら甘いお酒が好きらしく、ブランデーも普通に美味しいと思いました。

2022年5月上旬 ラムバー @隣駅

さて、近所のバーのラムをひとしきり味わってしまったので、1ヶ月以上どこにも訪れずに経過したのち、隣駅にもラムバーを発見したので来訪しました。

これまたアグリコールラム。美味しい。

ラムの取り揃えはラム専門とあって多く揃ってそうだったのですが、ちょっと常連さんが多くて馴染みにくかったので今後はあまり行かないかもしれない(このあと数ヶ月後にもう一度行ったけど変わらずだった)。

2022年5月上旬 近所のバー 3回目

隣駅のラムバーに行ったものの消化不良だった僕は何を思ったか、数日後の自分の誕生日前夜に近所のバーに3回目の訪問をしました。

前回同様ラムがネタ切れ気味の状況が続いているので、美味しいウィスキーとか美味しいブランデーをいただきました。

ウィスキーを飲んでみた。ウィスキーも美味しいことには美味しいんだけど、好みという意味だとやっぱりラムには及ばないかなという感じではある。
良いブランデー

この近所のバーはとにかく他のバーと比較して圧倒的に過ごしやすいことがいいところなのですが、ずっと居座っていて気がついたら日付が変わって自分の誕生日になっていました。その話をしたら・・・

お祝いのカクテルをサービスしていただきました。おしゃれ!

番外編 誕生日プレゼントでラムをいただく

ここで番外編ですが、ほしいものリストにAmazonで偶然見かけたトロワ・リビエールを加えていたら、知り合いの起業家さんにプレゼントいただきました。めちゃめちゃありがたい&美味しいです。少しずつ飲んでいて最近残り半分くらいになりました(家でも飲んでるんかい!)。

家の中に背景がおしゃれなところがほとんど無いが頑張って絵を持ってきてそれっぽく撮影した。

2022年6月中旬 近所のバー 4回目

もはや近所のバーも4回目ともなるとラムは飲んだことあるやつ、2杯目以降はその日のノリで良い銘柄が入っていたら出していただくみたいな過ごし方になってきています。

このウィスキーは美味しかった。今年飲んだウィスキーで一番美味しかったかも。
UNICUMという変わった味のリキュール

2022年7月末 近所のバー 5回目

ウィスキー(スコッチ・バーボン)とブランデーでその日入っている良い感じのやつをいただくのが定番化してきました。

これはブランデー

note書いていて気がついてきたけど、いうほどラム酒飲んでいないな自分・・・?どっちかというと近所のバーが気に入りましたという話なのでは・・・???

2022年9月頭 銀座でバーをはしご

(1月の方とは別の)知り合いのエンジニアさんと飲みに行くか!という話になり、そのエンジニアさんが常連の銀座のバーと、僕が1月に行ったBar Lampをはしごするという暴挙に出ました。

連れのエンジニアさんが常連のバーでウィスキー飲み比べ。個人的には日本のウィスキーが口に合うかなあ。あとちょっとだけ水で薄めて飲むと味が変わってとても美味しい。実はロックのほうが自分の口には合うのかもしれない
Bar Lampさん再訪。これはアグリコールラム。

2022年10月末近所のバー6回目

時折他のバーを挟むから実感するんですけど、近所のバーが明らかにお手頃価格です。お酒の質は全然遜色ないのに明らかに安いです。常連さん認定してくれているので十中八九値引いていただいているはず。けっこう飲んでも焼肉くらいの値段で済みます。

最近のはずなのに記憶に残っていないけどアルマニャックって書いているから多分ブランデーです(?)

2022年11月半ば 近所に良い感じのバーをもう1件見つけてしまう

以前から前を通ることがあって気になっていたけど雰囲気がおしゃれすぎて入れていなかったバーがあったのですが、タイミングが合ったので入店してみました。
出していただいたラムは美味しいし、マスターと話しているといつも通っているバーのマスターと普通に仲がよいという裏話を聞けたりして楽しかったです。近いうちに再訪したい。

FourSquareという銘柄。これはめっちゃ美味しかったです。ボトルの独特なデザインが印象的。アルコール度数が高めなんだけどグラスに入れてしばらく置いて開かせると風味がしっかり味わえてよかった。変化を楽しめる。

2022年12月上旬 近所のバー7回目

有名なラムであるマイヤーズラムのオールドボトルが入荷していたので飲ませてもらいました。美味しい。お店が5周年とのことで今治タオルのハンカチをもらいました。おめでとうございます。

2022年12月下旬 EST!@湯島

湯島(と御徒町の間)にあり、食べログ評価も高いEST!というバーに会社のエンジニアメンバーと行きました。
雰囲気もいいしとにかくカクテルが美味しい!僕は一杯目にジン系のカクテルを飲むことが多いのですがここのジンフィズは絶品でした。

ラムは2杯いただいたのですが、2杯目にいただいた「ペール・ラバ」というおそらくフランス系のアグリコールラムと思われるラムがめちゃめちゃ美味しかったです。今年飲んだラムで一番美味しかったかもしれない。

けっこう会社のメンバーで楽しく飲んでいたこともあって、マスターにちゃんと感想を伝えられなかったのがなんとなく悔やまれます。もう一度行くことがあったら言いたい。

これ美味しすぎました。左にあるのはスペイン系ラムのロン・サカパ。こちらは会社の同僚にロックで飲んでもらいました。美味しいと言ってくれたのでよかったです。

まとめ

バー行き過ぎ。あとラム酒言うほど飲んでない。

最初行くまでハードルが高いですし、マスターの応対がかしこまりすぎている店もありますが、良い店を見つけたり慣れてくると楽しいです。
ラムデビューしてみたい方は近所のバーかEST!かBar Lampに一緒に行ければと思うのでお声がけください。


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