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東京芸人と大阪芸人の人気の差は一体なんなのか論

EXITどうなんねんとかいう苦情は一切受け付けない、という前提のもとこの説について論述していきたい。

これはもっと全体的な話である。
かと言って西と東の対立を煽りたいとかどちらかの優劣を気まえようという話ではない。

川瀬はずっと疑問であった。

川瀬は東京吉本の所属であり、東京吉本の劇場の出演が主である。
今こそ、こんな状況ではあるがコロナ前は東京吉本も不作の時代を乗り越え、

女芸人の全てを手に入れた横澤夏子
家から無限大までタクシーで帰るおかずクラブ
遅れ過ぎた12期ジェラードン、
ほぼ全員既婚者ネルソンズ、
他にも相席スタート、オズワルド、空気階段、ニューヨーク、鬼越トマホーク、、

テレビでも活躍するような人材が現れ始めた。

この辺りが根城にする無限大ホールという劇場のライブ、
まあそれなりにキチンとお客さんも入りほぼ満員、少し前の閑散期の無限大に比べれば大盛況といっていい。

しかしながら
時として、それ以上にただ事でないほど人で溢れかえる日がある。

そう
大阪芸人が出演している時なのである。

いるといないのでははっきりいって雲泥の差。
本来、東京から大阪に芸人を呼ぶのは交通費もかかるため、それ以上の集客を見込まなければならず、ビジネス的にかなりハードルは高い。

が、きっちり笑いも集客も回収して颯爽と品川発の最終ののぞみで帰っていく。これまさにハケンの品格。

入り待ち出待ちの量もエグい。
ホームの劇場にも関わらず、東京芸人がまるでアウェイかのように大阪芸人のファンをかき分けてバビロンと合流して肩身狭く天下一品に逃げ込むことになる。

各種単独ライブも盛況である。
大阪芸人が渋谷、新宿、果ては幕張でトークライブまでやりだす始末。

関西の方にピンとくるように説明するなら
東京芸人が泉佐野でトークライブやる行為に等しい。

にも関わらず東京の芸人よりあっさり埋める。
劇場単位で見てもこの差である。

勿論お笑いの総本山、吉本の本社が大阪にあり、お笑い業界の根幹をなす漫才という文化の発祥が大阪にあるというのは大前提にある。

そういう朧げなもので蓋をして、この問題に関しては常々疑問に思うどころか当たり前のように東京の芸人、お笑いファンですら受け入れてきた。

だがこれを解明しないことには東京吉本はただ天才の出現を指を加えて待つことしかできない。
東京お笑いファンが待ち望む東京吉本からの未来のダウンタウンの出現のためにも。

【東と西の売れる目的意識の差】
東京芸人と大阪芸人、大きく分けて8種類違いがある。
言い過ぎた。明確な1種類の違いがある。

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