痴話喧嘩よりたちが悪い

野党議員の「某社の某氏と会食に行きましたか」の質問に対する某大臣の回答は「国民の疑念を招くような会食や会合に応じることはございません」
野党議員が更に「質問を変えます。国民の疑念を招かないような会食には行きましたか」と質問すると、同大臣は「国民の疑念を招くような会食や会合に応じることはございません」と全く同じ回答をされました。
なぜ「行ったか、行かなかったか」だけ答えないのでしょう。
まさか質問の意味が分からないということはないでしょう。
例えば、妻に「あの女の人と二人きりで食事に行ったの」と言われた夫が「やましいことがあったと疑われるような食事の誘いはしないし、誘われないよ」と答え、「じゃあ、やましいことがあったと疑われないような食事なら誘うし、誘われるの」という妻からの更なる追及に「だから、やましいことがあったと疑われるような食事の誘いはしないし、誘われないってば」というような痴話喧嘩よりたちが悪い。
国の重要な議案を話し合う場でこのような質疑応答がされているとは。

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