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悩むのは、また今度

 大きなことから、小さなことまで、日々、いろんなことに迷って、考えている。

 今日だけでも、「今日も猛暑か。この服では暑いかな」「ランチに行く店、金曜日はいつも混んでいて「密」かもしれないから、別のお店の方がいいかな」「先月の携帯代、すごく高かったな、やっぱり契約変更した方がいいかな」・・・と、とりとめもなく考えている。

 特に、私が悩む2大テーマ、「今の仕事を続けるか・転職するか」「離婚するか・しないか」を考え始めたら、迷いのループに入り込んでしまう。半年くらい前、冷静に時間をかけて検討して、とりあえず仕事も結婚生活も、「限界」が来るまでは続けてみる方が、私にとってよさそうだと判断し、そのとおりに過ごしてきた。

 何か大きな変化があったならば、再考する価値はある。しかし、状況が変わらない限り、再検討するには時間を置いたほうがいい。毎日の生活の中で、小さなトゲにあたるたびに、いちいち迷っていたら時間がもったいない。会社で理不尽な思いをする時、家で夫の自己中にため息が出る時、心にさざ波は立つけれど。

 毎回悩まずに、少しそのまま過ごしてみよう、と、そんな風に思っていたら、先日読んだしょうこりんのnoteに、私にもぴったりな、素晴らしいライフハックが書かれていた。

 しょうこりんは、知人の方から聞いた話を参考にして、今の仕事を始めた時に、どんなことがあっても仕事を休まないと決めていたそうだ。仕事で大変なことがあっても、行くことは決まっているので、行く行かない、逃げる逃げないで悩まなかったとのこと。

決まっていなければ、休んでしまっていたかもしれない。私には出来ないんじゃないかなとか、私より適任の方がいるんじゃないかなとか思って。
どんな道であれど、一生懸命に頑張っている自分のことは嫌いにならないんだと思った。目の前にあるもの、それだけを見ていると、外の世界の憧れとか、他になりたかった姿とか、そんなものは見えてこないんだと思った。

 しょうこりんは、5ヶ月間仕事を休まずに過ごしてきて、区切りを迎えた時に、このnoteを書かれている。ある程度の期間を経て、節目のタイミングで、「やめる・続ける」を再考してみるのは、意義深いことだと思う。

 でも「他にもっとよい道があるかもしれない」と悩むのは、ちょっと棚上げしておいて、とりあえず自分で決めたことを守って、目の前のことだけに向き合って過ごしてみる。それは大切なライフハックだと感じる。

 このnoteを書きながら、「もっと推敲してからnoteをアップした方がいいのだろうな」と思ったりするけれど。そんなことも、もう悩まない。くだらないことでも、暗い内容でも、1週間に一度くらいは、自分の心の記録としてnoteに書いてしまえ、と、だいぶ前に私は決めたのだから。