1. 写真にどう写る?

どうも、江原茗一(mei ehara)です。

日々お世話になっているカクバリズムが、今年大変めでたい創立20周年ということで、私も所属して早5年が経過してしまいました。時の早さに悲鳴をあげたくなる。楳図かずおのイラストの感じで。
そして旧名義でぬるっと音楽活動を始めてから現在に至るまで10年が経つ(たぶん)節目なので、何となくブログ的なものを再開していこうかなと思った次第です。のに、初っ端からわけのわからん文章を途中まで書いて下書きのまま2週間以上経ってしまっていました。そんな様子で続けられるのか。我ながら心配です。
角張社長に定期的なインスタライブの実施を提案されたけれど、それは私の羞恥心が爆発してしまうので、この方法がベストだろう。下書き放置していることを告白したら「はやくやんなさい」と苦笑いされてしまったので、今またパソコンに向かっています。

先日11月6日(日)、カクバリズム20周年記念ライブ名古屋編がダイアモンドホールにて開催されました。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。楽しかったですね。
今回、私は新曲を一曲初披露したのですが、本番でAメロを一部ショートカットしてしまい、やり直そうとしたところショートカットした分の歌詞がどうしても思い出せず、メンバーにDropboxに入れている歌詞PDFを開いてもらうという事故を起こしました。
ショートカットした自覚がなかったので「お〜い、演奏間違えてるぜ!」と自信満々で後ろを振り返ったら、メンバーの表情で間違えているのが私だと気が付きました。血の気が引いた。お客様が笑ってくれ、非常にお優しかったおかげで、和やかに?事故を切り抜けることができました。焦った。
いやあ、焦ると一文字も出てこなくなるもんですね。ステージ上で焦っている私に向かって「頑張って〜!」とcero髙城さんが叫んでくれた(めちゃ優しい)のに、焦りすぎ故に「余計に思い出せなくなるからやめて!!」と言ってしまった大馬鹿者は私です。大変失礼いたしました。
ライブ後、キセル友晴さんから「うちら歌詞忘れて出鱈目やったことあんで」と言われたけど、そういう器用なことはできない。二度と起こすまい。
次回11月23日(祝・水)の20周年ライブファイナルは、セットリスト一部、ゲスト2名を迎えて演奏します。ショートカット事件を起こした新曲もやります。もちろん完璧に。
カクバリズムのイベントは、好きな人たちがたくさん集まって賑やかなので、ただ楽屋にいるだけでも楽しい。

ところで私は写真に写ることが苦手だ。人前に立つ仕事をしているくせに周囲が引いてしまう程自分に自信が無いし、写真に写ると「自信は無いけどさ、さすがに実物の方が私ましじゃない!?」という仕上がりに毎度なってしまうことがトラウマなのだ。これは撮った人が悪いのではなくて完全に私が悪い。写真に写ることを避けているから経験が浅いのだ。それか写真に写るとめちゃくちゃブサイクに写る呪いがかかっている。
一番問題なのはアー写撮影だ。必ずカメラマンを困らせている。「どんな写真にしたいですか?」と要望を聞かれると、必ず「いいちこの瓶みたいに風景に溶け込み系でお願いします」と極力自分への視線が集中しないようなイメージを伝える。多岐にわたり使用される写真なので、そんな馬鹿な要望は絶対に通らない。
カメラを向けられてすぐにポーズができる人、笑顔が作れる人、素敵な自撮りをSNSへナチュラルにアップできる人が心底羨ましい。

写真に撮られる時、大学時代にやっていた子供向け写真スタジオのカメアシバイトを思い出す。カメラマンの後ろで変な声を出したりガラガラを振って赤ちゃんを笑わせたり、視線を集めたりすることが主な仕事内容だった。
赤ちゃんはいつでも100点を叩き出す。赤ちゃんのような純粋な心で写真に写れたら……といつも思う。

名古屋の日の楽屋で、社長を交え「どうすれば江原が写真に慣れるのか」という話をした。カメラが自分へ向いているとわかると即座に固まってしまうので、はじめてのおつかいのような盗撮スタイルだったら良いのかもしれないと思ったけれど、社長が頑張って私にバレないようにiPhoneを向けても無駄だった。
「勉強としてユアソンを見てごらん?」と言われ、カクバリズム新作グッズを手に持ち、告知写真の撮影に協力しているユアソン御一行を眺めた。
ジュンさんは「おじさんなんか参考にならないでしょ!」と言っていた。ジュンさんの笑顔は、絵文字のキラキラが顔周りを舞っているように見えるほど眩しい。もはや写真写りスキルが最上位レベルすぎて真似できない。
写真がダメそうな人が一人もいないカクバリズム。

近日アー写撮影がある。セカンドアルバムを出す際に撮影していただいてから変わっていないので、3年程時が止まったアーティスト写真がついに更新される。喜ばしい気持ちと同時に、恐怖を感じている。
美容院へは何ヶ月も行っていないけれど大丈夫ですか?目の下のクマも漫画NARUTOの我愛羅くらい濃いけれど大丈夫そうですか?
こんなにビクビクぶつくさ言っていると、協力してくれる方々に失礼すぎると思いつつ、泣き言が止まらない。しかし頑張るしかない。頑張ろう。

なんとか頑張って月4〜5本くらい更新していこうと思います。嘘かもしれませんが、どうぞよろしく。

歌詞が思い出せずCoffにPDFを出してもらっているまぬけな様子。写真:三浦知也


2022.11.23(水・祝)
『KAKUBARHYTHM 20years Anniversary Special Vol.10 Final』
東京立川STAGE GARDEN
OPEN / START 12:00 / 12:00

TICKET 前売:7,000円(税込)
※全自由 整理番号付き

LIVE
YOUR SONG IS GOOD / キセル / 二階堂和美 / cero / 片想い / VIDEOTAPEMUSIC / スカート / 思い出野郎Aチーム / 在日ファンク / mei ehara / Hei Tanaka / Homecomings / Ogawa&Tokoro

DJ
MU-STARS

INFO
SMASH:03-3444-6751
HOT STUFF PROMOTION:03-5720-9999


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?