15. スターの精神

どうも、江原茗一です。ご無沙汰しておりました。
色々な事が落ち着いてからブログを再開するつもりでおりましたが、角張社長に「そろそろ書いたら?」と言われまして、あまりに書いていないなと薄々思っていたので「ですよね」となり再開してみました。色々な事が落ち着いたわけではありません。
全くサボっているわけではなく、色々な事(色々な事言い過ぎ)を同時進行で進めておりますので楽しみにしていただければ幸いです。
ブログを再開したとて、毎日ほとんど外出せず自宅で仕事しているので、正直おもろ事件とかそういうものは全く全然何〜も無いのですが、それなりに何かしていましたし、ライブが何回かあったのでそれらを思い出しながら今回は書いていこうかなと思います。

とその前に、お知らせです。
リリース記念でも何でもないですが、ワンマンライブがあります。
ワンマンライブをする考えも機会も無かったので(コロナ禍で)、カクバリズムに入って以来ほぼ初めてという形になります。
日時は10月15日(日)、場所は何度もお世話になっております渋谷WWWです。WWWはステージが見やすいから良いですよね。

『カンバセイション』というタイトルの自主企画を数年前に同じ会場WWWで一度行っていて、今回はワンマンですが、そのまま同タイトルのイベントとして開催します。だから実質Vol.2。
このnoteのマガジンタイトルも『カンバセイション?』というものになっています。さて何故なのか、それは私のことをよくわかっていらっしゃる方であれば理由がすぐにおわかりでしょう。

普段あまりやっていない曲や初めての曲等もやれたら良いなと思っています。メンバーはここ数年一緒に頑張ってくれている、ギター鳥居真道(トリプルファイヤー)、ベースCoff、ドラム浜公氣、キーボード沼澤成穀です。
それ以外はまた色々お知らせできればと思っています。

フジロックの時の写真を使った

お暇でしたら是非お越しください。本当は昨日(8月20日)までがチケット先行販売だったので、それまでにブログを更新してお知らせすべきだったのですが、バタバタでした。すみません。
チケットの一般発売日は8月26日(土)10:00からとなっております。
とはいえ少し先ですし、日曜日で他に行きたいライブがあるかもしれないと思うとなかなか手が出ないと思いますが(私も大体そう)、「推しは推せる時に推せ」という言葉のように「チケットは買える時に買え」ということで、キツキツになって見難いなあということになる前の段階でチケットの販売をストップする可能性がありますので、何卒。
ワンマンの詳細はこちらに ↓

物販も新しい物を作ろうと思っていますし、需要があれば私物の不用品もフリマ的に出したいな思っています。古本や古物等。とはいえ重たいから大嘘かもしれません。面白い事をしたい気持ちはとてもあります。
何はともあれ宜しくお願い致します!

ライブの話

冬にわかれてとのツーマンの話も、Men I Trust来日公演の話も書いた後でブログをお休みした気がしていたけど書いてなかった。
4月21日(金)にあった冬にわかれてとのツーマンは、寺尾さんから最後にアンコールで一緒に何かやろうと提案いただいて、私の曲でなくて良いのにわざわざ練習してくださって『冴える』をやった。歌の上手い方が歌うと全然違います。ありがとうございました。
渋谷La.mamaも何年振りだったんだろう。池ちゃんと長岡の三人編成だった時以来の出演だと思う。違ったらすみません。
浜くんの車で二人で会場まで行って、途中限定の何かの味のパピコを半分くれた。4月の割にかなり暑かった記憶。

4月25日(火)のMen I Trustの日は、Zepp Hanedaへ行くのが初めてだったので楽しみにしていました。浜くんの車に乗ってメンバー全員で行った。

2023年4月25日(火)Zepp Haneda
撮ったのはタッツ

鳥居くんはこんなちょけた顔しているけど、本当は体調が悪かったらしい。ポーカーフェースだ。Men I Trustのライブはスマートでとても格好良かった。初めての場所の時、リハと本番の聞こえの差異を想定できないことが多いのでイヤモニが欲しいな〜と思った日だった。勉強になりました。

そしてだいぶ空き7月11日、台湾のバンド椅子樂団(The Chairs)の来日公演に参加しました。椅子樂団は初めての来日だったそうで、大人気で歓声が大きく本人たちもスタジアム級のパフォーマンスとファンサをしていて、あまり見ない光景でした。とても清楚で大人しそうな外見からは予想がつかないようなスター感がありました。

その後フジロックに行きました。出番は29日の二日目。今年のフジロックは全然雨が降らずものすごい暑さだったので舐めた服装で行ったことをちょっと後悔しました。28日のフジロック初日に角張さんの車で苗場へ行ったのですが、もう暑さにびっくり。わけわからん暑さのお昼のホワイトステージを乗り切った思い出野郎は凄い。お客さんも凄い。
夕方に友人Yが来てくれたので(そのために一日目から行った)合流して色々と見ました。STROKES懐かしかった。最後はOgawa&Tokoroを観ながらビール一杯だけ飲み一日目終了。

二日目、起床して鏡を見たら元気なのにとんでもなく顔色が悪くて(正直いつも顔色悪いけど)びっくりした。前日の暑さで疲れたのかもしれない。ビール一杯だけにしておいて本当に良かったと思う。
朝食を食べた後は一番苦手な作業、ライブで着る服を選んだ。
今回、メンバーは角張さんが用意してくれた半袖シャツを衣装として着ていて、私は私、己で探す必要がありフジロックへ行く前日に衣装探しの外出をしたのですが、まあ、いつも通り普段着を買うのは判断が早くてどうにでもなるんですが、毎回毎回、衣装を探すとなるともうその場に寝転んで「うわああああああああん」と赤子の様に泣いてしまいたくなるほど決めるのが苦手です。
服であれば何着ても格好良い人は良いですよね。私は無◯良品を着ていたらYAE◯Aに見えるタイプの人間では無い。これでも人様の前に立つわけです。音源から飛び出し現実世界でも音楽をやる以上、何でも良いということはない。美しい方が良いに決まっている。とにかくマイナスからのスタートを何とかゼロに近づけたいわけです。「音楽は良いけど見た目はダサくね?推せんわ〜」となってしまったら残念ですから。

長い旅の末、化粧ドロドロ朦朧とした意識の中、何とかワンピースを買いました。可愛いです。爽やかで。ゼーゼーしながらちゃんと試着もしました。
帰宅して荷造り中、買ったは良いけれどだんだんとこれで良かったのか不安になってきたので、何着か別の物もぶち込んで向かいました。
そして二日目の昼、さて、持参した中からどれにするか選ぶという段階で、また判断できないオバサンが発動。Yがいてくれたので色々相談に乗ってもらう。買ったワンピースはまあまあ良いお値段だったのに結局落選。自腹で出費しただけとなった。
なんでかと言うと、Gypsy Avalonは向日葵の花がダーーーっと飾ってあり、他のステージに比べコンセプトがあるようなステージなので、そこで今回買ったワンピースを着てしまうとコンセプトにめちゃくちゃ合わせてきた人になってしまう、そんなワンピースだったからです。場所がどんなところかまでは考えて買えなかった。コンセプトに合わせている、そんなの恥ずかしすぎる、逆にそれで格好よくなれるタイプの女だったら良いが私はそうじゃ無いということで、まあ着心地が悪いので落選した。
その後は結局頭がバグり、Yも「なんだこいつ呆れる」という顔になってしまい、私服でやった。

ホテルの同じ部屋にカクバリズムスタッフの萩原さんとローディーの花ちゃんがいて、二人とも黙っていたけどYと同じく「なんだこいつ」と思っていたに違いない。ごめん。
終わった後、「茗一ちゃんは自分に自信が無さすぎ」「恥じらいがありすぎる」とYから言われた。ほんまにおっしゃる通りですよ。

しかしライブはとても楽しかったです。新曲「まだ早い果物」も初めて演奏してみました。終わった後のビールが本当に最高でした。Gypsy Avalonは座ってライブが見られるし、ちょっと遠い場所にありますがすぐそばがフードコーナーで良いですよね。
沼澤くんは一日目の思い出野郎から連チャンでお疲れ様だった。

夜はメンバーとFOO FIGHTERSを観た。正直通ってこなかったのですが、そこそこ聴いていたSTROKESよりも楽しかった。デイヴ・グロールが明るくてハッピーだったし、何よりサービス精神がとにかく旺盛でした。
とても大事な事で、規模は比べ物にならないほど違えど、私もちゃんと考えなければならないと思いました。いつもノーMCで最後まで突き進んでおるので。着る物等の見た目もそうですが、立ち振る舞いも込みでライブなのだと思う。

三日目が一番飲酒した。暇潰しに飲酒。疲れたから飲酒。楽しくなってきたし飲酒。腹が減ったし飲酒という感じで、飲酒してBARMING TIGERを観て、JOHN CARROLL KARBYのライブを観た。ライブ後、リミックスで間接的に関わって以来初めて会えたジョンは気さくで明るい人だった。私が小さいのもあるけど、巨大で俳優のよう。

角張さんも楽しそうだったのでいつ苗場から退散するかをみんなで会議。LIZZOもWEEZERも観たいけれど遅いと道が混むし体力が……でも観たい……を散々繰り返してだらだらだらだらした後、「BAD HOPを15分だけ観よう!」と角張さんが決めた。結局、格好良くて15分どころじゃなくなり30分以上は見てたかも。夜のグリーンステージって良いですよね。
車で角張さんに送ってもらっている途中、残ったYがLIZZOのライブで自作プラカードを掲げていたところなんと見つかり、サインをしてもらったそうで(しかも一枚はLIZZOが「もらっていい?」と言って持って帰った)、電波が悪くてブッチブチの会話にならない興奮した電話がかかってきた。後でTwitterで検索したらその場にいた人が撮影した動画が上がっていて、何だか感動してしまった。良かったねって。
本当に長い付き合いの親友Yが、今回フジロックに来てくれたのがまず嬉しいし楽しかったのだけど、気苦労の多い職場でバリバリ働いていてとても労りたい気持ちがあったので、誘って来てくれたあの場で最高の思い出を作ってくれて、私まで喜ぶという。そういうフジロックの締めくくりでした。

三日目、ホテルをチェックアウトしたので居場所がなくなり暇でおかしくなったCoff
暑さでおかしくなったCoff

8月5日、江崎文武さんのコンサートに参加。目黒パーシモン大ホール。またこれに向けての衣装探しが難航して涙ちょちょぎれだったけれど、何とかクリアした。
衣装選びやデイヴのサービス精神の話と同じようなことですが、入念に計画された素晴らしい企画だったのでとても勉強になりましたし反省しました。音楽を作った背景含めコンセプトをしっかり感じて没入してもらうための空間を演出することはとても大事だなと思いました。
江崎さんはレコーディングとリハとコンサート当日の3回しか会っていないので、一回何を考えているのかゆっくり話してみたいものです。
コンサートが終わった後、打ち上げ会場に行く前に角ちゃんとご友人、松丸くん、三田村さんと野酒して外が涼しくて気持ち良かった。久しぶりにそういうことをした。

静かなコンサートで音もなく移動して色々な角度から撮っていたので、カメラマンは本当にすごいと思った。「三田村さんいた?」って感じ。

8月6日、ゆうらん船にお誘いいただいて彼らの企画に出演しました。またWWW。椅子樂団と同じ様に、とても歓声が大きくて人気者だなあという印象です。まだ多分私がカクバリズムに入る前か入ってちょっとしてからか、弾き語りで誘ってもらったことがあり、その時ぶりに拝見したのですが、だいぶ変わっていた気がして、ゴリゴリで意外でした。

写真:廣田達也さん

とにかく普段家の中に篭りっきりの人間が、炎天下で動き回ったので持病のせいもあり6日終わって以降は完全にダウンしていた。
この先のことを思いやられるというか、まじでこれではあかんということで漢方を飲み始めました。そしてやっすいエアロバイク購入、仕事の休憩時間やテレビを見る間にえっこらえっこら漕いでいる。何となくやらないよりはマシというか、疲れ慣れた実感がある。特に漢方が合っているのかも。そのおかげで先日のサマソニのNewJeansも熱中症にならず観られのではないかと思う。

先日17日、渋谷クラブクワトロにてクアトロ周年企画『カクバリズムの夏祭り』。その日の前日の夜、突然角張さんから「明日DJできる?」と連絡があり、モゴモゴしていたらやることになった。だけどそれなりに真剣に、出演者三組のムードを考慮して選んだよ。一丁前に。
DJをやるのは5年ぶりだった。その時もほぼ初めてみたいな感じだったので、今回もほぼ初めてみたいな感じとなった感じで感じ感じ。
やってみれば意外と機械操作は覚えられたけれど、やっぱり流れ、どこで移行するかとかそういうことを考えられるのは凄い(事前に準備するのかその場で考えるのか、どちらもあると思うけど)。DJって凄い。YAYA子ちゃんとか毎日のようにDJして盛り上げていて凄い(小者発言)。可愛いし格好良いし大好き。YAYA子ペン。元々だけどめちゃくちゃ尊敬してきた。DJの準備しながらYAYA子ちゃんのことを思い出して「格好良い……好き……尊敬」となった。
この日はカクバリズムスタッフの萩原さんの誕生日だったのでみんなでお祝いもした。萩原さんがカクバリズムに入って一年くらいだけど、いてくれると安心感があるので本当に感謝している。
この日の角張さんが楽しそうで良かった。終演後お客さんが数人しかいなくなってもDJし続けて歌っていた。

ハピバ
社長

ライブのスケジュールも一旦終わり、ここからワンマンに向けたリハや、それ以外のプロジェクト、お仕事を進めていく。頑張ろう。
過去のブログでダイエットをしていて順調だということを書いていたのだけれど、その後結局リバウンドをぶちかまし、半分くらい戻ってしまったのでまた頑張っています。すぐ太る体質なんだ。
恐らく家で煙草を吸うのをやめ、その代わりにBOYS PLANETSを観ながらお菓子をお口に運んでいたことが原因。典型的な禁煙中の症状。

そんな感じで今回はくだらない話、ここまでにします。
またすぐに書きたいと思います。

江原

2023.10.15(SUN) 東京都|渋谷WWW
『mei ehara ワンマンライブ”カンバセイション”』
OPEN / START 17:30 / 18:30

TICKET: 前売り ¥4,000(+1DRINK)
チケット一般発売日:2023年8月26日(土)10:00〜

※入場時ドリンク代別途要
※学生・お身体に不自由のある方当日受付にて割引あり。
・学生証ご提示:1500円キャッシュバック
・身体障害者手帳ご提示:2,000円キャッシュバック(介助者の方は一名まで無料)
※中学生以下保護者同伴に限り入場無料。
※お一人様4枚まで。

INFO
主催 / 企画 / 制作 :KAKUBARHYTHM
お問い合わせ : WWW 03-5458-7685

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