「遂行」 3年 吉倉昇空
「遂行」
情報コミュニケーション学部情報コミュニケーション学科 3年 吉倉昇空(富山第一高校)
今回部員ブログを担当させていただきます。
明治大学情報コミュニケーション学部3年の吉倉昇空です。
まず初めに、明治大学体育会サッカー部を日頃から様々な形でご支援してくださる関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
2021年の春、紫紺のユニホームに袖を通し、毎日が新たな発見、学びが得られるこの明治大学体育会サッカー部で早くも上級生という立場になった。
「サッカーだけでなく人間形成を目指し、大学サッカーの頂点として君臨し続ける明治大学。」
2年前自分が入学して、当時感じた衝撃は今でも忘れられない。朝6時から全員が本気でバチバチにぶつかり合う練習。主体性を持って明治を追求し続ける姿勢。先輩方のスピード、強さ、ワンプレーに対するこだわり、練習の雰囲気、ピッチ外での立ち振る舞い全てにおいて圧倒された。
これが明治を背負っている先輩方か。
当時の先輩と今の自分を比べてみると、至らない部分が多々ある。
周りに影響を与え続けられる人間力。
提示されたことだけでなく、もう1つ先にある物事を考えて体現する表現力。
逆に2年前、自分が感じさせてもらったあの感覚、それ以上のものを今感じさせてあげられているだろうか。伝えられているだろうか。説得力はあるだろうか。
上級生になり、より明治大学を背負う責任が重くなる。
それ以上に重い4年生を支えられているだろうか。
あの時の先輩方の熱量で私は後輩たちに指導出来ているのか。
何故、そこまで熱くなれるのか。
答えは単純だった。明治大学の伝統・歴史を守り、強い明治であり続けるために。
指導するのは形じゃない。明治の為に下級生を育てなければならない。
明治大学は、毎年タイトルを獲得し、大学サッカーに君臨し続けている。それに伴い、例年以上の成果、結果が求められる。
高校サッカーや大学サッカーで成果・結果をあげた次の年に成績不振になることは珍しくないが、明治大学の成績は毎年、右肩上がりである。これまでの歴代の先輩方が築き上げてきた明治の基準、取り組みによって強い明治であり続けていてる。
新しい寮が設立され、今までの環境と変化したことにより、新たなコミュニケーション方法が必要となってくる。明治に相応する結果を求めるには、先輩と後輩の縦関係の凝縮されたコミュニケーションと妥協しない環境作りが必要であり、それは上級生である私の役目。
問題が起きてから気付くのでは遅い。強い明治であり続けるために、一人一人に目を配らせ、予測し、未来の明治の為に下級に伝えていく。
追求にゴールはない。自らの理想を追求し続けていきたい。
そして、今年からMSMと明治大学体育会サッカー部の新たな取り組みが本格的に始まる。
この取り組みは歴代の先輩方が明治大学体育会サッカー部を作り上げてきて下さったから出来ること。明治大学、OBの方々、栗田さんをはじめとするスタッフの方々、多くのスポンサーの方々、ファンクラブ会員の様々なご尽力・ご支援があり、成り立っている。
「人に夢や希望を与えるスポーツの世界を、より多くの方々に知っていただく機会を提供し
明治大学体育会サッカー部の活動を通して、
スポーツと社会をつなぐ新しい仕組みをづくりを目指す。」
明治大学はスポーツ界に新たな風を吹かせます!
「明治発、世界へ」
100年の歴史と伝統あるサッカー部を引き継ぎ、新たな取り組みにチャレンジすることは簡単ではありませんが、明治が明治である為に、
明治大学体育会サッカー部が永続的に大学サッカー界をリードする存在となれるよう、日本サッカー界を変えていく組織であれるよう、高め合い追求していきます。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。
次の3年の部員ブログ担当はスイッチが入ったらやる男、橋村直人です。
いつも元気で明るく、運営担当として部の為に全力を尽くしてくれています。
そんな彼の部員ブログを是非ご一読ください。
【過去のブログ】
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