「全ては繋がっている」3年 林菜々香
「全ては繋がっている」
法学部法律学科 3年 林菜々香 (都立国分寺高校)
こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます。
法学部法律学科3年マネージャーの林菜々香です。
このブログを書き終えたら、あと1回しかブログを書けないことを考えると、
より一層、後悔しないように今やっておかなければならないと身が引き締まります。
素直に、考えていることについて書きたいと思います。
最後まで、お付き合いいただけると幸いです。
12月11日。
インカレ初戦。
カメラのレンズ越しにみた失点の瞬間。
ロッカールームでみた、選手たちの姿。
4年生最後の大会を終わらせてしまった、言葉には言い表し難い思い。
プレスとして帯同させていただいたのに、写真を撮ることしかできなかった。
視界がぼやけて、下を向きそうになったけれど、
悔しさを次につなげるためにも前を向き続けた。
あの時間を、忘れることはない。
もちろん全員が全力を出して走ってきた。
でも何かが足りなかった。それが事実。
全ては繋がっている。
12月23日。
新人戦全国準決勝。
個人的には、新型コロナウイルスに感染し、準決勝までの連戦には帯同できなかった。
インカレでの悔しさをバネに、「絶対優勝する」と思っていた最中、帯同できないと分かった時ほど、絶望したことはないかもしれない。
でも、試合に出るだけがすべてではないのが明治。
同期、1年生なら絶対に決勝まで上がってくる自信がある。
SNSでの告知や配信を見ながらの速報、ホームページ更新など、家でできることはすべてやった。
隔離期間が終了し、準決勝は1人で会場まで見に行った。
配信を見ながら速報は出来るし、会場までは2時間ほどかかる。
会場まで行ったとしてもフェンスの外から黙って見ることしか許されない。
わざわざ行く必要があるのか。そう思われても不思議じゃない。
でも、勝つために少しでも自分にできることは、それしかなかった。
全ては繋がっていると信じて。
12月24日。
新人戦全国決勝。
勝つことは出来なかった。
再びプレスとして帯同したが、
またも勝ちに貢献することは出来なかった。
全然足りなかった。
2月5日。
新しいシーズンの一歩を踏み出した。
そこからすでに2ヶ月が経つ。
私は今、チームに対して何ができているだろうか。
5冠。
本当の意味で研ぎ澄まされた、隙のないチーム。
そこに値するマネージャー。
日々の練習に、本気で取り組んでいるか。
どこかに妥協は無いか。
どこかに壁を作って、変化を恐れていないか。
ベクトルを外に向けていないか。
SNSなどにおける、画像、動画作成の中身は、本質から外れていないか。
チームのためと言い訳を作って、チームに今必要なことではなく、自分のやりたいことを優先していないか。
冷静に、心は熱く、明治を想って常に考え続けているか。
主体性をもって、行動に移しているか。
何度も問いかけ、進化していくことが必要だ。
どの立場でも全力を尽くす。
プレスは写真を撮るだけではない、運営はチケットを案内するだけではない、応援は大きい声を出すだけではない、ベンチは水やタオルを準備するだけではない。
共に闘うのだ。
いつでも、明治の部員であることを忘れてはいけない。
良くも悪くも、影響を与える可能性があること。
そして、ベクトルがそろわないことで、組織は簡単に崩れてしまうということも。
全ては繋がっている。
よくそんなにサッカー部のことばかり考えていられるね、と言われたことがある。
選手のために自分を犠牲にすることは何の意味があるのか、そんな言葉を耳にしたことがある。
時間があるときは対戦相手の試合の配信を見ていること、練習中の動きのキレが良くないため、トレーニングを行っていることに対しても引かれたこともある。
マネージャーではもったいない、と言われたことがある。
私の答えは、
数ある選択肢から、自分で明治のマネージャーを選んだ。
このチームで勝ちたい。
ただそれだけだ。
全力で頑張っただけではたどり着けない。
私たちが目指しているのは頂点だ。
もう負けはいらない。
どんな些細なことでもいい、
チームの勝利に必要なことは何があってもやり続ける。
全ては繋がっている。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の3年生の部員ブログ担当は、FC東京U-18出身の常盤亨太です。
いわゆる“ダル絡み”が激しいですが笑、賢くて、学業も優秀です。その思考力を活かし、チームの問題点に目を向け、改善へと導きます。中盤を支配するプレーも必見です!
亨太の熱いブログにぜひご期待ください!
【過去のブログ】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?