「あくまで等身大」3年 貝出悠
「あくまで等身大」
政治経済学部政治学科 3年 貝出悠(松本山雅FC U-18)
「あくまで等身大」
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部政治学科3年の貝出悠です。
まず初めに、日頃より、明治大学体育会サッカー部をご支援いただいているすべての皆様に、深く御礼申し上げます。
「歩けないのに走るな、走れるのに歩くな」
ふとこの言葉を思い出した。
遡ること5年前、長野県松本市のとある飲食店に額に入れられ飾られていた言葉だ。これを初めて見た当時の自分は、なんとなく「深いなあ」と写真を撮るだけであった。しかし今の自分には、よくわかる。
「自分を大きく見せたい。」
時には大きな効力として良い方向に向く場合もある。
しかし、そういかないことも少なくない。
1から3までしかできないのにやりたいことが先行して、急に8、9、10のことをやろうとしてしまう。かと言って、2までを続けていたら3以上の成長はない。やれる3までのことをやり続ける。やれる範囲で最大限を突き詰め、0.1、0.2上を追い求める。急に8、9、10ができるようになることはない。
やれることをやり続けた結果、4だったり5だったりがふとした瞬間にできるようになっていくような気がする。
8、9、10を無理にやろうとした時、できていたはずの1、2、3ですら疎かになってできなくなってしまう瞬間が出てくる。こうしてプレーをする中で自分を見失いそうになる瞬間がある。どうすれば良いのかわからなくなる瞬間がある。なのにうまくいかない時こそ、より難しいことをしようとしてしまう。これは紛れもなく負の連鎖に陥ってしまっていると言える。
こうはわかっていても大きく見せたいと無意識ながらにそう思ってしまうタイミングもある。しかし、時にその大きくみせたいという気持ちは傾聴力の欠如につながることがある。いつかそれは時間の問題で違う形で自分に降りかかってくる。ピッチ外においても、これは表裏のない人間というところに繋がってくるのかもしれない。
やれることを実直に。誠実に。
簡単でもいいから成功体験を積み重ねる。
その中で自分の存在意義はなんなのか。自分にしか出せない価値、オリジナリティはなんなのか。自分はここにいてふさわしい存在なのか。
そんなことを自問自答する。
明治大学体育会サッカー部においての「一般生」というものを常に模索し、自分という人間、自分という存在を最大限に表現していく。できることを実直に体現していく。
やれることを繰り返し、その範囲を徐々に徐々に広げていく作業。
机上の空論にしないためにも。
自信を持ってトライし続ける。
自分に期待する。
「あくまで等身大。」
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の3年生の部員ブログは、熊取谷一星です。
彼の魅力を一言で表すなら!
かっこいい!優しい!頼りになる!かわいい!
魅力がありすぎて一言では表せられませんでした申し訳ございません。
次回、そんな魅力的な彼の部員ブログを楽しみにしていて下さい!
【過去のブログ】
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