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コラム「マンガとわたし」

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マンガと自分の体験を絡めたエッセイ的な読み物たちです。
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記事一覧

私たちはいつだって自分の力で異世界転生できる『漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らし…

登場人物が何らかのハプニングをきっかけに、今まで生きてきた世界とは全く違う次元の世界に行…

『イカゲーム』とマンガから読み解く、デスゲームにありがちなやつと奴

『イカゲーム』という作品をご存知だろうか?Netflixで配信されている韓国ドラマで、9月中旬に…

新規事業の立ち上げ時に未経験者を採用?!独自のチームビルディングに勇気と影響を与…

新年度が始まり早1ヶ月が過ぎました。リモートワークと出社勤務の共存が余儀なくされる今の時…

新しい夢と目標と。

独自のマンガ評を毎日noteに書くようになって53日が経ちました。その過程に努力とかは特になく…

「媒体」「テーマ」「読者」に寄り添う。

文章を書く仕事をしている人ならば一度は「いい文章とは何か?」と考えたことがあるのではない…

「何かになりたい」のではなくて「情熱を燃やしたい」

長い人生の中で誰しも一度は何を上手くやってもうまくいかない「暗黒期」というものにぶち当た…

私が思う天才たち。

天才。それは、人の努力では至らないレベルの才能を持つ人のことを指す。 歴史に名を残したり、目に見える業績を示した人物を評価する時に「天才」という言葉を使うことが多いだろう。 けれど、最近私が思うに天才とは「視点や感覚が研ぎ澄まされている人」のことを言うのではないだろうか。 見落としてしまう日々の中にそう思うきっかけとなったマンガ家の先生が2人いる。 清野とおる先生と山本さほ先生だ。 まず、清野とおる先生といえば『東京都北区赤羽』。赤羽では『ONE PIECE』より

『メンタル強め美女 白川さん』彼女が教えてくれた自己肯定感を確立する方法

自己肯定感を高めるメイク、自己肯定感があがる服...。近頃、雑誌でよく見かけるフレーズだ。 …

見つけると嬉しくなる、マンガに登場する隠れマンガ

ディスニーランドには「隠れミッキー」というものがたくさん潜んでいる。 隠れミッキーという…

10年ぶりに息を切らしながら本屋に走った

冗談なんかじゃなく、息を切らしながら本屋に走ったのは10年ぶりだった。 以前「#私を構成す…

『明日、私は誰かのカノジョ』マンガだけどそれはきっと誰かの人生

マンガ配信サービス「サイコミ」で、今一番私が楽しみにしている連載がある。それが、をのひな…

『ガラスの仮面』何度読んでも私が惹かれる、強くて気高いあの人。

演劇マンガの金字塔『ガラスの仮面』。累計発行部数が5000万部を突破した大ベストセラーにして…

『タカコさん』から感じる、あの恋しい日常の音

静かなところよりも、カフェなど少々賑やかな場所の方が集中できるのは私だけだろうか。 実は…

『友達100人切れるかな』一番心地よくて強い毒に冒される前に切りたい縁

友達は何歳になってもできるのだと、大人になった今思う。それと同時に、交友関係に関する悩みはいくつになっても尽きない。 どんなに昔から仲が良くてもライフスタイルが変われば、話が合わなくなることは当然あるだろう。けれど、それ以上に「こんな人だったかな?」と思わず目を疑うような出来事に遭遇することがたまにある。 だけど、それが付き合いの長い友人であればあるほど、楽しかった思い出と共にその人の良い面ばかりが蘇ってしまい、気にしすぎかなと受け流してしまうことが多い。 友達は切って