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転職しますけど、何か?

転職してから、半年も経たないうちに始めてしまった転職活動。有給休暇発生前なので、休めばただの欠勤(無給)である。しかし、新しい飯の種を探すためなので、背に腹は代えられない。

普段はオフィスカジュアルで出勤しているのだが、面接もその格好で行けるほどの度胸はない。スーツとパンプスで行くのが最低限のマナーであると思っている。そんなわけで、午後に面接のある日は、あからさまに「ああ、この人、転職活動をしているのだな」ということが服装で周囲に伝わってしまう。

昔のわたしなら人目を気にして、スーツは荷物で持ってきて、職場を出てから、駅の公衆トイレなどで着替えていたかもしれない。今は全然平気。つうか、そんな面倒なことはできない。退職をすでに申し出ているので、当然の行動に過ぎない。心証を悪くされても困る。わたしを責める前に新人が速攻で辞めたくなるような職場を改善してね、という感じ。(別に責められてもいないのだけれど)

そんなわけで、スーツ姿でいるところを「今日はいつもと雰囲気が違いますね!」と指摘されても、へらへら笑っておしまいである。全然、気にしない。どんどん面の皮が厚くなっていく。おいらも、年を取っちまったようだぜ。

きっと、わたしの顔には「転職しますけど、何か?」と書いてあるだろう。みなまで言わずとも、伝わってしまうのだから仕方あるまい。

そして昨日も、無能な上司が頓珍漢なことを始めようと言い出した。退職を決めておいてよかったと心の底から思った。

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!