アンダルシアの犬という映画
原題:Un Chien Andalou
一年位前に、アンダルシアの犬という映画を最近観た。二十七分くらいでかなり短い映画なのだが、内容がなかなかにショッキングだったのですごく印象に残っている。
「アンダルシアの犬」を観る一ヶ月くらい前、「皆殺しの天使」という映画を観た。
これがすごく面白かった。とても気に入ってしまった。
だから、同じルイス・ブニュエル監督の作品である「アンダルシアの犬」を近くの図書館で借りてみたのだ。
今はYoutubeにも上がっているみたいだし、特にストーリー性があるわけではない(私が感じることができなかっただけかも知れないが)内容だったのでここにある程度書いても罪はないだろうと思う。
図書館で借りたテープを期待に震える我が右手で、デッキに押し込む。
(余談だが、私は映画を観る前に裏のあらすじやネットで調べたりしないようにしている。それが一番だ。)
そうして「タラタッタターラ、タラタッタターラ」という風に軽快な音楽と共にタイトル。
カミソリを研ぐ男の人の次に出てきたシーンが本映画一番のショッキング・シーンである。
研いだカミソリを持って、男が近づいた先には座る女性。
男は彼女の目にカミソリを持っていき、、スッ。
目からドロっとしたものが溢れるシーンはウッとなって目をぎゅっとつむっってしまうほどだった。
その後もよくわからないシーンが続く。そしてあの音楽も。
手に空いた穴から溢れ出る蟻の大群。
馬?のような動物がのったピアノ。
手首をステッキでつっつく女性。
そして、その女性を取り囲む群衆。
とにかくわけのわからない映画だった。
私は芸術なんてものはわからないから、ひたすらに困惑するしかなかった。
あまり観るのはおすすめしない。
でも、聡明たる諸賢があの映画を観て、私に解説してくれることを少しだけ望んだりしている。
ぜひ、よろしく。
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