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自粛生活で読書スピードがかえって落ちている

これは逆説的で、自分にしか当てはまらないのかもしれないのですが、どうも時間あたりの読書量、あるいは単にページ数で数えるならばそのスピードが落ちている傾向があります。

本当ならば、もっとたくさん読めていたり、もっと集中できていてもいいのですが、どうにも落ち着かない。本を手にとっても、すぐに下ろしてしまったり、不安な気持ちが頭の中をかすみのように覆っていて、内容が頭に入ってこないことも多いようです。

これは、読書が「普段の生活」に対して外部的で、通勤の行き帰りに行っていたり、少ない時間のなかから捻出していたときから、少し時間の使い方が変化したからなのでしょうか。

それとも、日常の例えようのない不安や危機の感覚が作用しているのでしょうか。

そのかわりに、読み始めるとその本はずっと深く、記憶に残るような読み方をしているので、これもまた危機の時代における読書の姿ということなのかもしれません。

なるべくリラックスするような漫画や、娯楽をはさみながらでなければ、何かが壊れそうですので、注意しつつ過ごしたいと思います。


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