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めぐるピープル03「neruco(ネルコ)」

こんにちは、めぐるスイッチ・いたばしを愛するスイちゃんです。
地域で活動する人たちを紹介していく連載記事「めぐるピープル」。
今回は、妊婦さんとママさんとの出会いの場を運営する、一般社団法人neruco(ネルコ)の活動をご紹介します!

妊娠7ヶ月からの学びと出会い

広々とした和室をすみずみまでハイハイする赤ちゃんと、ねんねの赤ちゃんをだっこしながら談笑するママたち。木でできた優しげなおもちゃ、カラフルなブロックで幼児さんと遊ぶ見守りスタッフの姿も。

nerucoのキャッチフレーズは、“妊娠7か月からの学びと出会い”。
板橋区の西台~蓮根地域で「neruco広場」という、ママ・パパになる方が子育てを楽しめるような講座やワークショップを開催しています。

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「子どもを想う気持ち」がつながる時間

neruco広場の内容は、コーチングやおもちゃの工作、ベビーマッサージなどなどさまざま。でも、「必ず参加者同士の交流タイムを設けています」と答えてくれたのは代表の酒井広美さん。

大学を卒業してから正社員としてフルタイムで働いていた酒井さんにとって、第1子の出産は「地域デビュー」。区内の「2・3か月児の母と子の会」に参加し、同じくらいの赤ちゃんを育てる新米ママと出会えたことで、子育ての悩みを相談しあったりお茶をしたりして、正解がない子育ての大きな助けとなりました。

「子育てに関わる人同士がつながることでお互いにパワーをもらったり、知見や気付きが得られる場になれば」と酒井さんは語ります。

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子どもを取り囲むコミュニケーションをより円滑にするために

板橋区ではコロナ禍で両親学級や母親学級なども中止・縮小していますが、子連れでもゆったりと話せる環境や参加者とのコミュニケーションが大切だと強調する酒井さん。

孤立している家庭のために少しでも出会いの場を作りたいと、8月以降はneruco広場を全てオンラインに切り替えています。でも、多くの方に参加していただき、自然な対話を生み出すためには創意工夫が必要だと感じているそうです。

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今後は公園やカフェや保育園・幼稚園ですれ違った人と自然と会話が生まれたり、コミュニケーションができるツールなども考案していきたいと笑顔で語る酒井さん。nerucoの活動が広がることで、板橋での子育てがもっと楽しくなっていきそうですね。

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一般社団法人neruco 代表理事 酒井広美さん  
公式サイト 一般社団法人neruco
写真提供:一般社団法人neruco (2021年撮影)
取材日:2021.8.17(記者・スイちゃん)
活動分類:地域交流、子育て支援 



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