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タイム写シーン06「日曜寺の山門」

こんにちは。めぐるスイッチ・まつもんです。今回のタイム写シーンは、板橋本町駅のすぐ近くにある日曜寺の山門です。

「写真は語る 総集編」からの写真は、昭和初期の撮影と書かれています。この日曜寺の歴史については、お寺さんの公式ホームページにくわしい記述がありました。宥慶(ゆうけい)という僧が、1711年~1716年ごろに創始したそうです。

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出典元の「写真は語る 総集編」が出た時点では、「山門は、第二次世界大戦の戦火をまぬかれ、今もりっぱに残っている」とあります。しかし公式サイトには令和元年6月に山門の修復があったと書いてありました。

Wikipediaを見ると2013年に撮影された山門の写真が載っています。パッと見はあまり変わらないので、修復と言っても、その姿はしっかり引き継いでいるようです。

山門の大きさが修復以前と変わっていないとすれば、昭和の写真は、もっと遠くから撮っていることになります。が、現在は建物があってこれ以上遠くには引けませんでした。その距離感も踏まえ、昭和初期の写真を改めて見ると、大木のスケールがすごい。めちゃくちゃ大きくないですか。


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とても立派でかっこいい山門です。

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規模の大きいお寺ではありませんが、すみずみまで丁寧に手入れされていて、とても美しい空間です。

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お寺について、公式サイトには、こう説明があります。

当寺は田安家の祈願所であったが、縁結びを祈る善男善女の祈願寺と共に願いが矢の的に当たるが如くすみやかに叶えられることは深く信じられて参りました。また「愛染」が「藍染」に通じることから、染色業の守り本尊として多くの染色業者の人たちから篤い信仰をあつめ、古くから「板橋の愛染さま」として親しまれて来ました。

うーん、教養がない自分には、分かりやすく書いてくれているはずの説明文も、すっと入りません。言葉を確認しながら読み解くと、このお寺は男女の縁結びにもご利益があったということみたいです。

調べると、愛染は「あいぜん」と読み、仏教の言葉で「愛に執着すること」を指すそうです。藍染(あいぞめ)に通じて染色業者の信仰とありますが、染め物屋さんが付近にたくさんあったのでしょうか。

男女の願いをサッと叶えることで定評があったという板橋のアイゼンさん。皆さんもぜひ、板橋本町に来たときは立ち寄ってみてください。


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