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4年生振り返りnote かの編

こんにちは!19期のかのです。

私は牛島ゼミの振り返りブログでもめぐるめのことを取り上げたのですが、そこでは恥ずかしいくらいに自分のことを語っていたので、今回はちゃんとめぐるめのことがわかるように、三島野菜の活動を軸に振り返っていきます!

いくつかあるソーシャルプロジェクトの中でめぐるめを選んだのは、食という身近なテーマを扱っていて、いちばん当事者意識を持つことができる、経験に基づいて活動できると思ったからです。他の2つのプロジェクトに比べて、パッと見でなんとなく理解できるし、ダントツでわかりやすいと思うんですよね。

いざ、めぐるめとしての活動が始まるとテーマがわかりやすい反面、その幅広さや自由度の高さに私は少し困惑することになります。例えばとがプロは、フィールドや関係者の方々が大方決まっている中で活動する一方、めぐるめはどこで、どんな人と、何を扱うのか、全て私たち次第です。

私たち19期が3年生の頃、この自由な環境を存分に使って、新しい関係者さんを作るという貴重な経験をすることができました。そこから三島野菜の活動がスタートすることになります。

三島市との活動のきっかけは昨年度の夏合宿で伊豆半島周辺を訪れたことです。合宿コンテンツの一つとして、地域を盛り上げようとしている方々にインタビューをしていた時に、三島野菜のPRに力を入れて取り組んでいる三島市観光課の方々とお話をしました。
私たちは、これめぐるめと一緒に活動したら面白そうだな!という思いから、八王子と並ぶ2つめのフィールドを三島にしようと交渉を進めていくことになります。

新しく関係を構築し、フィールドとして定着させていくことは想像以上に大変だったような気がします。
幸い、とても協力的な方々でいらっしゃったので、今後一緒に活動をしていくことは快く受け入れてくださいました。ただ、そこから活動をしていくとなると私たちのことをちゃんと知ってもらう、相手のことをちゃんと知ることが必要でした。
三島との活動が始まったばかりの昨年度は、手探りの状態で、小さなことでも“できること”を進めてきました。例えば、三島市で毎年行われている三島フードフェスティバルの開催にあたって、チラシの作成・配布、当日のお手伝いなどです。しかし、私たちの目標は、東京で三島野菜の知名度を上げ、その価値を知ってもらうことです。めぐるめのとして活動する意味を考えさせられました。

かの①

今年度に入り、初めて東京で三島野菜を発信する企画を実行することができました。東京のお弁当屋さんで、1日限定で三島野菜を使用したお弁当を作ってもらい、販売するというものです。お弁当は完売し、成功に終わりましたが1日わずか30食のお弁当の販売は、果たしてどれくらい効果があったのかなあと、疑問が残りました。

そして今年度の1月、前回のお弁当企画を5日間連続で行う、「めぐるめWeek」を開催しました。お弁当だけでなく、同時にミニマルシェも開催してたくさんの人に三島野菜を伝える機会を作ることができました。3ヶ月以上の準備期間を経て、めぐるめWeekは大成功だったように思います。

かの②

めぐるめWeekが終わった時、一緒に活動することが決まった昨年の秋から1年以上が経ち、ようやく三島とめぐるめの歯車がうまく回ってきたように感じました。フードフェスティバルや1日きりのお弁当企画も1つ1つに着目するのではなく、三島×めぐるめで活動してきた1年半という大きな視点で見ると、お互いのことを理解しあったり、信頼関係を構築しあったりするために重要な役割を果たしていた気がします。

ソーシャルプロジェクトに所属している年数はもちろん2年弱しかありませんが、その中でやっていく活動の前後の繋がりを考えてみると、自由な枠組みの中でもやるべきことがだんだんとわかってくるのかなあと思います。
残り1年の20期の皆さん、これから入ってくる21期の皆さん!壁にぶつかることも多々あるソーシャルプロジェクトですが、目先のことだけにとらわれず大きな視点で、そして自由な環境で思いっきり活動していってください!

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