見出し画像

「三十歳」という呪い、愛嬌だけではダメだと感じる年頃【story11制作秘話】

←マッチングアプリで人気の男性ってどんな人?【story10制作秘話】



今回は第11話「愛嬌だけじゃダメ ―AMI―」の制作秘話です。
Kindle Unlimited会員の方は読み放題で見れますので、よかったら読んでみてください。
ペーパーバッグ(紙書籍)も出版いたしました!
よかったらお手に取ってみてください♪



ストーリーの見どころ

第11話はあーちゃがメインのお話です。
ルイ、ショウコ、あーちゃの3人で街コンに参加。そこでルイ・ショウコと同じ慶応大学出身の男性二人組と出会う。
ビジネス、世界情勢、スポーツ……幅広い話題にしっかりと受け答えしているルイとショウコを見て、「おバカキャラを演じていれば良い」と思っていたそれまでの対男性へのコミュニケーションを反省したあーちゃ。
・三十歳の壁
・「もう◯◯歳なんだから」という呪い
・愛嬌だけで生きてきた自分が恥ずかしいと感じた時


三十歳の壁

婚活には三十歳の壁があります。それは「若さ」
婚活において、特に女性は見た目と年齢が重要視されるのは周知の事実です。
男性の年齢にもよりますが、中には「30歳以上はきついわ……」と思っている男性もいます。(男女逆だと、「年収1000万円以下は無理だわ……」と言っている女性と同じくらい極端で少数派だとは思いますが)
とにかく「若さ」を最重要視している男性からは、見向きもされなくなるのが三十歳という年齢なのでしょう。

しかし逆に、二十代までは、小綺麗にして愛嬌があれば、わりと需要はあるということです。
それにかまけていると、いつか見抜かれる時が来るんですけどね。それがちょうどこの時期なのかもしれません。


「もう◯◯歳なんだから」という呪い

恋愛や婚活に限らず、年齢で自分に呪いをかけてしまっていること、きっとありますよね。
周りのことを気にするのもある程度は大事ですが(突っ走りすぎると、ただの「常識がない人」になってしまうので)、それが自分で勝手に感じている「呪い」ではないかと見つめ直すのは、良いことだと思います。
自分に呪いをかけて、本来ならやりたかったことや何かにチャレンジする機会を失ってしまうのは、ちょっともったいないですもんね。

このお話では、あーちゃが30歳になって数カ月、婚活で三十歳の壁を感じています。
・シースルーの花柄ワンピースは「三十代コーデ」ではない?
・処世術だと思っていた「おバカキャラ」を演じていたら、三十歳になって周りの目が変わった気がする
たった数カ月で、見た目も周りの人間関係もそんなに変わるはずはないのに、なぜこんなふうに感じるのだろう?
もしかして、自分で自分に呪いをかけているのかな?
と、あーちゃは悩んでいます。


愛嬌だけで生きてきた自分が恥ずかしいと感じた時

この回の話は、私自身も27歳〜32歳くらいまで婚活をしており、その中で実感したことでもあります。なので、かなり気合い入れて書いたし、思い入れのある回です。
このことに気付かせてくれた婚活仲間(ルイのモデルになった子です)には、本当に感謝しています。

彼女はすごく素敵な女性で、話題の幅も広く、婚活で出会った色んな職業や立場の男性と対等に話をしていて、それを目の当たりにするたび「私はなんでこんなに何も知らないんだ……」と落ち込み、自分を省みる良い機会になりました。
作中のあーちゃのように極端なおバカキャラを演じていたわけではありませんが、わからないふりをして男性の「優位に立ちたい欲」を満たしておけば、大抵のことは乗り切れると思っていたのは事実です。当時の私、浅はか!!笑
そこから読書をしたり、自分の知らない色んなことに興味を持つようになり、なんなら前より人生ちょっと楽しくなりました!

結局のところ、きちんと人と向き合っていなかったのです。
愛嬌っていう小手先の技術でなんとかなると思っていたのでしょう。
相手に興味を持ってもらう、ではなく、まずは自分が相手に興味を持つこと。知らないことを知る努力をすること。
小手先の技術だけでは、いつか見透かされると思うのです。それに気づくことができて、本当に良かった。

彼女と出会ってもう一つわかったのは、頭が良いと可愛げがあるは共存できるということ。
なんとなく、優秀な「バリキャリ女子」って、可愛げがないと思われてしまうのでは……と勘違いしていたのですよね。
でもそんなことはなかった。彼女は高学歴で大企業勤め、年収は30歳の時点でおそらく700万円超え。三カ国語を話せるトリリンガルで、見た目も癒し系美人。
でも、とても可愛らしい人なんですよね。お酒を飲んでバカみたいな話もするし、真面目な話は親身になって聞いてくれるし。素直さなのかな?
きっと、誰かを見下したり、マウントとったり、知識や学歴や人脈をひけらかしたり、嫌味言ったり、常に愚痴っぽかったり……そういうのが「可愛げがない」だけで、その人が優秀かどうかはまるで関係がないのだなと。

もちろん今でも大事な友人で、こんな女性になりたいという憧れの存在でもあります♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?