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#24 現実をメタバースが超える時

※この日記を初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。


この一週間、現実世界では、暑い日が続いた。
連日の猛暑。私は灼熱の外気を避けるように、どっぷりとバーチャルに没頭した。

今夜は生まれて初めてのバーチャルLiveに参加する。
参加するのは私自身ではなく、アバター(分身)だが、とても楽しみにしていた。

どんなクオリティーで、どんなサイズ感で、Liveの空間が生まれるのか。

この1年このイベントのために、たくさんの人が動いていた、まずメタバースクリエイターの方が構成を考え、次にアーティストの身体にモーションキャプチャーをつけ、パフォーマンスの動き読み取りをデジタル化する。

アーティストのパフォーマンスをアバター(分身)に生き写しさせる。

説明を受けてもうよくわからない。百聞は一見にしかずなので、当日までお楽しみだった。

今夜のイベントは、ホルダー限定のため、
NFTを持っている人だけが入れる仕組みだ。

このようなNFT✖️メタバースのプラットフォームのログイン時には、ウォレットというデジタルのお財布を繋がなくては対応できない。

今回そのようなホルダー限定イベントに参加するのも初だったのでわくわくしていた。

Liveへは、同じDCPのホルダーの仲間と待ち合わせて参加した。
Liveはなんと現実では不可能な、毎時開催しているという。

生身の人間には体力の限界がありアーティストを振り回すのは不可能だが、バーチャルでは、来る人(お客様)に合わせて毎時の開催を用意すれば、仕事を休む事なく、どこかしらで調整がつく。

メタバースの世界は都合がいいのが良い所。
本番が始まった。

門の前でEボタンを押すというだけの事だった。

でも、ウォレットと接続(メタバースプラットフォームとデジタル所有物を保管するデジタルのお財布)やNFTの出庫(移動)が上手くで出来ず、なかなか会場の中に入れない人もいて、SOSを出していた。

手を差し伸べたかったけれど、みんな初めての事で戸惑い、どうしたらいいかわからなかった。
また、今回イベントが開催されるメタバースには、世界戦と言って、同じ目的地にいるのに、部屋番号の違う場所にいるようになり、仲間と会う事が出来ない事がある。

私はなんとか運よく、NFTのコネクトも、上手くいき、みんなとも同じ世界線に入れ、合流できた。
仲間の中に入れない人がいた。このままでLiveを純粋に楽しめるだろうか。少し不安が残った。

Live会場の門の外にいる仲間がなんとか入ってこれる事を祈って会場の2階へ急いだ。まだ操作が慣れず上手く登れない。

みんなパソコンでゲームの経験があるようで、スラスラ動いていた。
今まで私はゲームなんかやってこなかったからな。
と少し後悔した。

メタバースというものの出現により、ゲーム経験者が自動的に適応能力レベルが高くなる。

あれだけ親にゲームばっかりやるなと言われた時代が間もなく終わる。

そう。ゲームで生活が出来、稼げる時代がやってくるのだ。

ぼーっと考えていると、Live会場のステージ前方より、えげつない数の照明のが光り始めた!!

視界が真っ白になり、曲が流れると共に、アーティストアバターが出現した。

おーーーっ
テンションが上がったが、Liveを集中して聞くため、直前にみんなと繋がるデェスコードのボイスチャットはミュートにしていたため話せなかった。

すごいね!!と仲間とその場で共感したかったぁ。
また、Liveなのに、家族に気を配りながら音量と歓声は抑えていた。Liveの空間を自分の体と直接結びつけるのは現段階の技術では難しいと気づいた。

今回のLiveはアバターを使っての視覚的によるバーチャル空間への没入感だったが、そのうちもっと簡易的に使えるゴーグルや、もっとすごいものが完成するだろう。その時、現実をメタバースが超える。そう確信した。

Live中はたくさんのエモートを使いわけて、分身を躍らせた。

とても楽しかった。私はLiveも楽しかったが、それよりもみんなと新しい景色が見れた事が何より嬉しかった。

ホルダー限定特典でなくていいから、みんなにこの世界の景色を見せたいと純粋に思った。

DCPの仲間たちとその後感想会で盛り上がった。
みんなの意見が全然違い、聞いていておもしろかった。

一度にこんなにたくさんの方を楽しませる、魅力がたくさんのアーティストの方の事も今回のイベントきっかけで知れた。
そして様々な方向からの知識・理解も深まった。
今度ここで得た事をしっかり自分の活動にも活かしていきたいと思った。
そうだ。MEGURUの学校でメタバースの世界の事を授業をやろう。

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まだメタバースの概念が確立する前に、
悪いニュースにかき消される前に・・
私がメタバースは楽しい。の証明をしてみせる。
またMEGURUはやる気に満ちたのだった。

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(航海日記辞典)
今回は特に難しい言葉は無かったね♡


7月20日㈭ 
第1回目の MEGURUの航海日記イベント開催大成功に終わりました!
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
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次回のMEGURUの航海日記の物語に参加できる、メタバースイベントは9月は(サンゴについて)を予定しております。

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