#40 只今、AI時代に突入致しました。
※この小説はメタバース(仮想空間)やWEB3が舞台のお話です。
そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・お風呂以外はバーチャル世界で完結するようになると言われています。
そんなバーチャル世界の今の技術の事、メタバースプラットフォームの体験談+未来がこうなったらいいなぁ♪を折り混ぜた、日記となっています。
読み手のあなたは、この物語を読んだり、実際に開催されるメタバースのイベントの中に入り込むうちに
だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。
初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。
あなたはもう,あの噂話を聞いた?
ある破壊の呪文をデェスコードに入力すると
一瞬にして全てが消えてしまうという。
消えるのは、サーバーだけじゃなく人の記憶も無くなるらしい。
そんな噂が1人歩きしていた。
WEB3ではみんなとのコミュニケーションを取るためのツールであるデェスコード。
これが記憶ごと消えるとはどういう事なのだろうか。
もし、この噂が本当だったら
WEB3の最盛期に立ち上がった様々なコミュニティ達、いつの間にかバタバタと姿を消していった事実と何か関係があるのだろうか、
私の探求心に火がつき、色んな人にこの話題をふってみた。
みんな口をそろえて「破壊の呪文なんて、あのバルスしかしらない。そんなのあるわけないじゃん」と案の定誰も信じていなかった。
もしも、そんな呪文があったら・・・。
誰かがこのWEB3の界隈や、時代を裏で操作していたら。
少し
その後ちらほら話題になりつつも、時間の経過と共に私の頭からは消えていった。
12月に入り普段の仕事もやる事が渋滞してきて、寝不足になる日が続いた。
自分の中でやりたい事、やるべき事、諦める事の区別が出来ず全盛りになっている。
これが続くのは良くないけど、わかっている。
今のこの渦の中にいるからこそ見える景色や、何か良いアイデアが生まれたり、その先にチャンスや素晴らしいきっかけが待っているんだ。
そんな根拠の無い淡い期待の元、自分のやっている事は必ず誰かの役に立つんだと信じている。
今日もきっと寝落ちコースである。
気づくと私は自然豊かな山が開けた場所にいた。
家もあり、人の生活も見える。
今まで来た事も、見た事の無い景色だった。
一言で言うとここは村だ。村の中央には大きな池があって、その周りに変わった風貌の人が集まっていた。
あれ?私が書いたキャラクターだ。
これは夢だ。今夢の中にいると私は確信した。
中央で誰かが何かを話しているので聞きに行ってみた。
「みんな聞いてくれ。私達の村は危機に迫られている。
最近、突然池からAIという生き物が現れた。
容姿はわしらと全く見分けがつかんほど似ている。
最初はみんな話し方や思考がわしらとは違いバカにしていたが、やつらの成長や進化のスピードはすさまじく、わしらをあっという間に追い越して来た。
このままではわしらは居場所がなくなって滅びてしまうかもしれん。まず見分けがつかんようになった容姿に差をつけるんじゃ。
わしのみみを見よ。
たぶが伸びとるじゃろ。
これは自分で必死に伸ばした。
AIと人の見分けをつけるんじゃ。」
「もう疲れた。わしは勘違いしとった。奴らは脅威だと思っとった。わしらの暮らしを脅かすと。
村の若い衆はしっかりAIの事を学んで、しっかり理解してから冷静な判断をし、活かし始めた。
みみたぶなんか伸ばして、AIと見分けなんかつけなくてもいいんじゃ。
比べる意味なんか無い。
こんなに耳たぶが長いのはわしだけじゃ。わしはとにかく必死に伸ばした。わしだけじゃ。こんな長いのは。
それからわしらは、みみたぶびろーん族と呼ばれるようになった。
わしら村人は全員で5000いる。そのうちAIは4200体。たった800人しか村人は残らんかった。
わしらの未来はAIと共存していく事に決めた。
あいつらは敵ではない。私達が三日三晩寝ずにやる仕事を、ほんの数分で終わらせていく。
わしらの苦手な部分は任せて、私達にしか出来ない人のかけがえのない部分を探し出すんだ。
まずは相手(AI)をよく知り、それからしっかり向き合うんじゃ。自分の今やっている苦手な作業はもしかしたら、AIがやってくれるかもしれない。
自分が働くのではなく、働いてもらうんじゃ。
わしらが悩んでいた少子化もこれで少しは解決するかもしれん」
族長からありがたい話を聞いて、不思議な感覚に浸りながら自分のみみたぶに触れようと思った時、現実世界に引き戻された。
まだ夜明け前で真っ暗だった。
さっき見た夢が強烈すぎて自分のみみたぶに触れてみたけど、ひんやり冷たかっただけだった。
この夢のおかげで、私が今後進むべき道が少しわかった気がした。
あっ!そうだ。
ニューワールドDAOのサークルにAI教室が出来ていたのを思い出した。
これからちゃんと学んでみよう。
と私は新しいAI時代への扉をノックする事になった。
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ピコッ♪
メンションの通知だ。
DREAMからsupporterメンバーとの忘年会への招待の連絡だった。
私は即決で参加する事に決めた。
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(航海日記辞典)
・デェスコード・・・ディスコードのことだお
・みみたぶびろーん族・・・MEGURUが居酒屋でご飯を食べていた時に急に舞い降りて来たキャラクター。AIと人の区別がつかなくなる未来に対して人はAIをどうやって活用し、そして敵にならない対策していくのかを考えさせられるstoryがある。
◼️MEGURUの航海日記イベントが無事終了致しました。
イベントのアーカイブ完成しましたYO♡
次回のMEGURUの航海日記のメタバースイベント(^^)お楽しみに♪
■#33・#34の物語にも出てきたコラボメタバースイベントのアーカイブ動画はこちら♪
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