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署名のお願い

目黒区も他自治体と同様に学童の民営化が進行していますが、その中で、委託事業者を選ぶ「選定委員」について区民排除ととれる状況となっていますので、ここに共有させて頂きます。本署名は3月8日の本会議へと提出させて頂きます。本会議で採択されれば、「なぜ選定委員に小学校保護者が入れないのか」という説明を区から聞くことができます。

まず、選定委員とは、学童委託に応募してきた事業者の中から適切な事業者を選ぶ事が主な役割です。前回の平成25年度から始まった学童民営化では、区の職員に加え、小学校長が推薦した学童保育クラブ事業に精通したPTA(実質的に学童OB・OG保護者)が、学童の視点だけでなく、小学校や地域の代表として大事な役割を担って選定委員に加わっていました。ところが、昨年度から小学校6年生までが学童へ入所が可能となったため、該当小学校保護者全員が「学童と直接利害を有する利害関係者」指定され、選定委員に加われなくなりました。

この「利害関係者」の定義について説明を求めるのが本陳情です。本件に関しては何度か議論され、2月28日の文教子ども委員会においては、区議から「選定から委託まで2年間あるわけなので、現在の5年生・6年生の保護者であれば、委託時に中学生になっており、利害関係者とは言えないのではないか」という指摘に対して「学年で区切っているわけではなく、小学校保護者は情報漏洩する恐れがあるので、選定委員に入れない」という趣旨の答弁が行われました。今まで学年で区切っていたのが、学年ではなく、情報漏洩をする恐れがあるから、と理由が変わっています。詳しくは動画をご覧になってください。【動画】https://vimeo.com/682750434

ここで言われている情報漏洩ですが、私のブログの事を指しています。確かに、過去の選定委員からお話を聞いて、その内容を記事したのは事実ですが、お聞きし内容は公開情報またはご本人の感想のみで、情報漏洩に該当する内容は一切ありません。それを、区は一方的に情報漏洩が事実であるかのような答弁を繰り返し、それを理由に、私とは全く関係ない、他の小学校全保護者全員に情報漏洩の恐れがあるとして「利害関係者」と指定しました。

時系列としても整合性がとれていません。令和3年7月3日の保護者向け説明会で小学校保護者全員が「利害関係者」となり選定委委員に入れないと言われているのですが、問題の記事は、それ以降の7月8日に書いています。つまり、当初は情報漏洩が理由では無く、別の理由で制限していたことになります。

前回の民営化では選定委員に保護者が入り、学童の利用者の視点を伝えたからこそ上手く民営化されているのだと思います。今回、区による「利害関係者」の説明は二転三転し、このままでは単に区民を排除しようとしているとしか思えません。改めて、小学校保護者全員が選定委員になれない理由を説明するべきだと考えています。

このような、簡単な説明を求めることですら、陳情や署名をしないと実現できない事に憤りを感じます。そこまで対話を拒否する理由とは何でしょうか。

説明が長くなりました。本趣旨に賛同頂けるようでしたら、署名をお願い致します。

署名 → https://chng.it/k4T9pdJkR7

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