主治医

前の前の主治医は、会いたくなる先生だった。

主治医の転勤でその病院へ即答で転院したが、そこの薬局のひとが酷かった。
アナログな病院で処方箋をそこのひとが手入力するのだが、何度も間違える。
双極性障害は薬によるコントロールでかろうじて人並みの生活を送る。
主治医の意図しない薬の量、違う薬を毎回処方箋としてだされた時など、薬剤師としてのスキルを疑ってしまう。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、薬の量を誤れば死ぬことさえあるだろう。
主治医は私を元の病院へ。後輩ドクターの元へ送り出してくれた。
まだまだキャリアは浅そうな新ドクターだったが 誠実で親身だった。

残念な事に新米君であるがゆえ 転勤になってしまった。

問題だ。もっと新米の女医さんになってしまった。好意的にみれば まだまだ 新人さん。全く余裕がなく、自身を優位にみせようと必死な感じ。
患者を診ている気持ちは遠かった。
初めて会ったのに 何も聞かず 電子カルテを読むことだけで必死そうだった。
初めての医者はあまりにも過敏に反応する私の体質など 信じない 毎回それで苦しむ。彼女はこれからどう患者としての私と向き合ってくれるだろう?
人の態度や言葉、表情に私は過敏だ。
何度も苛々スイッチを彼女は押すタイプだった。次回の様子をみて受診後の方がだめな私になっていたらどこかに相談が必要か?

新人女医くんの成長を願うばかりである。