エール

あったかい息が浮かんで消えてく
確かめ合うように歩いてた
　
あの時の
小さく大きなものを抱えた あなたのくりっとした瞳には
素直にキラキラの街が映ってた

　

今は…
未来への希望と
隣り合う　正解を探すような焦りと不安
強い意志と
裏腹にある　直視できないほど震える心

それでも、懸命に働いている時は、今を真っ直ぐ映している
んだと思う

　

「 きっと大丈夫 」
「 信じてるよ 」
　
なんて
無責任な気がして
重たくのしかかってってしまうような気がして
少し前の自分を止めたいくらい
　
「 無理しないでね 」
　
なんてことも、本当よく言えたものだな..
だけど
まじめに何て言ってたらいいのかわからない

　

今日もただ聞くだけ
「 そっか、( もし私が ) 」
「 うん、( 〜だったら.. ) 」
また繰り返す
何度も、何度も
　
もし、本当にそうだったとしても
きっと何もできないくせに
…ね
けど、救いたい、そういう存在でいたい

　

　

望まないとやってこない
だけど、望まなくてもやってくることもある
　
その時どうするかで、その後が大きく変わるような気がする
裏表どちらか一方
選んだ方を懸命に、どうにか突き進んでいくしかない
後戻りは出来ない

　
先送りに出来る　ならば
きっと、今でもそれほど重要ではないんだろうね

　
だからこそ
素直な気持ちに　覚悟を持った　あの日の
あの日瞳に映った　あったかい息と火かりと..
　
今でも幻にしないで、大事にしている
　
ちゃんとそこに価値を感じられている
そんなの..やっぱり言いたくなるよ

「 あなたなら きっと大丈夫、そう信じてる 」

　

　

これ以上の言葉があったら
ううん、望むことがあるなら
無知な私に教えてくれないかな