生活しながら非日常を考える
2日後の28日にはアートサイト神津島2024のオープニングパフォーマンスが始まる。
オープニングパフォーマンスは何度もSNSなどで告知している通り、東京の中野にある能楽堂だ。
現在、私は日常の色々なことに苛まれていた。生きているといろんなことがある。父親が癌を患っていることは前にも書いたが、父の病については毎日気を揉んでいる。私自身もどうしていいのかわからないので、泣いてしまうことが多い。いつ急変するかわからない病気だから、もしかしたらイベントの最中にどうなるかもわからない。
さて、そんな時でも私はイベントをやる。幸い、他にも助けてくれる仲間がいることによって成り立っている。
出演者の顔ぶれをみると素晴らしくて、本当にこんなことって可能なのか?と思うほど。新しい体制をつくるのは本当に大変なこと。でも、なんとかなるとしか今は言いようがない。だって元気だもの。体力あるもの。動けるもの。走れるし、ご飯が食べられる。最近、父があまり食べられないのを見ると、逆に何故か私が食べないとみたいな気持ちになってものすごく食べてしまうようになってしまった。だからちょっと太った。神津島行って痩せたい。泳げない海を泳ぎたい。全力で頑張る。父も長く長く生きて欲しい。
出演者は以下の通り。
14:45〜宇佐美奈緒+小林萌
15:10〜嶺川貴子、カニエ・ナハ
15:50〜斉藤隆文+山田亮太
16:20〜井上徹+遠藤薫
16:45〜青柳菜摘/だつお+メグ忍者
17:35〜テニスコーツ
18:05〜環ROY
18:35 〜U-zhaan
※19:10〜別企画でオル太とLeif Holmstrand(スウェーデン)のパフォーマンスを行い、Malmö Konsthallにオンラインで中継します。
こんなに長い時間能楽堂で過ごすなんてなかなかできないことだ。途中、お腹が空いたらご飯を食べに行ってもいいし、飲みに行ってもいい。是非、自由な時間を過ごして欲しい。だって今しかないから。
企画もしているし、パフォーマンスにも出演する私は、青柳菜摘/だつおと制作中だ。今回の作品は、能の演目、「土蜘蛛」を題材にしている。土蜘蛛は、病気の話だと知った。病気を治すため幻覚のように現れた土蜘蛛を退治する。土蜘蛛は山に住んでいた。天皇を恭順しなかった。そのため、土蜘蛛は殺されてしまう。正義について常に考えていた。何が正義とされているんだろう。何を排除するんだろう。なぜ排除されなければならないのだろう。ずっと考え続けたい。
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