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過剰制裁(オーバーサクション)について考える。

今だからこそ考えたいのですが、テラスハウス事件について…

テストで100点を取ったとか、くじが当たったとか、格闘技の試合で技が決まったとか、応援してるチームが勝った時とかも…
その瞬間!なんともいえない高揚感があると思います。
わかりますよネ!あの高揚感!!!スカッとするような感じかも知れません。
あれは脳内に「ドーパミン」がプシューっと出るからなんです。

ドーパミン…快楽物質…脳内麻薬とも言われます。

脳内麻薬とか言うともの凄く悪いものに思えますが、朝起きて学校に行く時とか…何か行動を起こす時には必ずドーパミンが出ます。
意識しないと分からない程度ですが、僅かながら高揚感がありますよネ。それドーパミンです。
実はヒトはドーパミンが出ないと行動を起こすことが出来ないんです。ドーパミンの奴隷です。

ここから少し嫌な事を書きます。
凶悪な事件を起こした犯人や、不適切な発言をした芸能人とかが罰せられるのを見ると、なんとも言えない高揚感がありますよネ!…これもドーパミンです。

まだまだ…小学校の時、嫌いな奴が先生に叱られて泣いてるのを見たり、そして!誰かをいじめたり、誰かがいじめられてるのを見ても、ドーパミンによる強い高揚感をあじわっていたはずです。

最近でいえば異様に盛り上がった岡村隆史さんバッシングも、自粛警察も自粛警察を非難する人々も、内容はともかくみ〜んなドーパミン中毒です。

そして今回のテラスハウス誹謗中傷も、今まさに行われている誹謗中傷した人々への過激な非難も、みんなドーパミン中毒だと思います。

私は別に悪い奴らを非難するなとは(全く)思ってません。
ただそれがドーパミンによる過剰制裁(オーバーサクション)になってないか一人一人が常に冷静に判断する必要があると思っています。

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