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チカラとオカネとチエの話

プレオープンまで残り6日!
昨日は朝イチに保育園に行って、造園屋さんのユンボとかトラックの方々と最後の段取りの話とかした。

やっぱり言葉通じておらず、
現場で確認しながら動いてもらわないと何かと齟齬が生じるのだ。

例えば、保育園のシンボルになるべくお願いしているお山の高さが最初の1.9メーターからだいぶ低くなっている。(ユンボのおじさん曰く、危険だから!なのだそう)

うーん?ビルの5階ぐらいの高さなら、危険かもだけど、1.9メーターが危険と言う意味がわからない。

伝わらないのはみている場所と目的が違うからなのかも?

ユンボは子ども達が憧れるだけあって、そばで見てると相当な迫力があるし、大きな木や瓦礫や石たちも簡単に取り除けたり、移動できたりする。

だけど、だからこそ、入念に打ち合わせしないと、後から「違う!」となっても、元に戻せないのだ。
こちらとしては、1番お金をかけている部分になるから、伝わってなかったり、思っていたのと違うと、伝えなければならない。何かの映画で、戦車の前に素手で立ち向かう少女のシーンを彷彿とさせる。(そんなかっこいいシーンではないけど、ある意味命懸けに近いかも)

チカラとお金と知恵

昔、NHKの歌番組で聞いたことがある歌のフレーズを思い出した。

「人様はチカラがあれば幸せになれると考えた、チカラは金に負けた」
「人様はオカネがあれば幸せになれると考えた、オカネはチエに負けた」
「人様はチエがあれば幸せになれると考えた、チエは残った」

こんな歌詞だった気がする。

チエとはなんだろう?

知恵(知ることの恵「めぐみ」)と書く)
知らない事で不安になることは沢山あるから、本を読んだり、ネットで調べたり、現地に出向いたり、色々と自分なりの努力をしてきた。

今回建築関係の現場のたくさんの人たちとやり取りする中で、感じたのは、体力(チカラ)がある人は、チカラを使って相手を納得させようとしてくる感がかなりある。

そして、オカネの事を言ってくる人もいた。
「こんな予算じゃできない!」
「こんな納期だと無理だ!」
途中で投げ出された案件も。納期が大きくズレた案件も。

チエは人柄につながる?

そんな中、最初から最後まで、言葉少なく、こちらの言う事に真摯に耳を傾けてくれて、私が知らないで、「こうして欲しい」の提案には、「それは現実的ではないから、この様にやる事ならできます」と、丁寧な提案をしてくれて、変更した箇所は予想を遥かに超える仕上がりになった。

完成品は最後の掃除までこだわる

そして、私の出張中に最後の仕上げをしてくれて、島に戻って園舎をみて泣けるぐらい感動したのは、隅々まで綺麗に掃除してくれていた事。

ホンモノのアーティストだなー!と、感動した!紹介したくなる職人さんでした。

ママが知らないと子どもが損する?
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