今どんな気持ち?
まだまだ立ち上げ期の「あまみのもりのほいくえん」では、日々様々な事が起こります。
毎日来ているのは
ときさん(4歳)と、
てんくん(3歳)の2人だけ。
2人は毎日遊んだり喧嘩したりの日々です。
時々、見学のお友達がやってくると、なんだか先輩風吹かして、目下のところ、
#あまみのもりのほいくえん
の唯一の仲間である、烏骨鶏のひよこちゃんのトリセツなどを教えてあげたりしています(いつも自分が注意されている事を伝えるところが可愛い(笑))
そんな2人ですが、昨日はちょっとした喧嘩が「もう遊びたくない!」となったみたいで、早速サークル対話です。
トキさん
「てんちゃんが小さなスコップを独り占めして貸してくれない」
と、何があったのかを4歳なりに説明します。
かたや、てんくん(3歳)は
運動スマートなので、思いついたらすぐに行動するタイプ。
てんくん
「だって遊びたかったんだもん」
そこでファシリテーターのグループリーダーは2人に今の気持ちを聞きます。
言語スマートなトキさんは自分の今の気持ちを上手に伝えます。
「スコップを貸してもらえなくて悲しかった」
かたやてんくんは
「遊びたかった」と。(笑)
ここでとても大切なのは、グループリーダーがどちらかの言動をジャッジしない事。
無理やり仲直りさせない事。
大切なのは、人間は互いに感情があるのだ、と言う事を自分の頭で考えてもらう事なのです。
自分は今どんな気持ち?
お友達はどんな気持ちなんだろう?
どうしたらよかったのかな?
親とか先生は、とかくジャッジしたり、仲良く遊ばせようと、
子どもの考えるチカラが育つ邪魔をしてしまいます。
子ども同士のチカラを使い、
自分の気持ちを知り
相手の気持ちを知る
ここが大事です。
グループリーダーは
「そうだったのね」と、互いの気持ちを聞いてあげるだけです。
それでサークル対話は終わります。
大人なら、モヤモヤするかもしれませんが、子ども達はまた遊びだします。
そんな時に、大切なのが、環境づくりなのです。
2人がとても大切にしているのが、烏骨鶏のひなたち。
小さくて見分けがつかないので名前はまだないのだけど。
昨日はすぐ近くまでカラスがやってきました。
ひよこさんをカラスが狙ってる時は2人は一致団結!共通の敵から大切なひよこを守るために何ができるか?帰りのサークル対話でお話ししていました。
どんなアイデアが出るんだろう?楽しみです。
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