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ホンモノから学びホンモノの自分で居る

アマミノクロウサギをこの歳になって初めて見た。

アマミノクロウサギ(奄美の黒兎、Pentalagus furnessi)は、哺乳綱兎形目ウサギ科アマミノクロウサギ属に分類されるウサギ。本種のみでアマミノクロウサギ属を構成する[2]。日本の奄美大島と徳之島の遺存固有種[3]で、絶滅危惧種

イエナプラン保育園をやるにあたり、「ホンモノから学ぶ探究学習」が大きなテーマになります。世界自然遺産となった奄美の森は探究学習にはもってこいの場所なのです。

しかしながら、奄美の森には猛毒をもつハブがいるから、子どもの頃から「森に入ったらハブに噛まれて死ぬよ!」と、脅されていたのです。
そんなこともあり、夜の奄美の森に入るなんて自殺行為だ!と、思っていたのですが

太古の森という観光資源

大自然は、人間の手では作れない。奄美の原生林はハブがいるおかげで?手付かずのまま残っている。島の人たちは「ハブは森の守り神」と言って神聖な存在。

なので、夜の森に出かけるなんて昔の人たちからしたら信じられない自殺行為なのです。

ナイトツアーと言われる、認定ガイドさんをつけて、夜の奄美の森にドキドキしながら入っていきました。
「必ず見れます」と言われながらも、絶滅危惧種にそう簡単に会えるはずがないと思っていたら

ガイドさんの車で森の中へ
いた!人が近づいても逃げない!1000年前からいたと言うアマミノクロウサギ

会えたのです!感動!

もちろん夜間はハブが活発に動いているから、車でのガイドでしたが、
黒ウサギを見つけたら「車から降りて近づいてもいいですよ」との事で恐る恐る降りてみました。

ガイドさんは車からハブが出ないか見守ってくれます。

可愛くて可愛くて、ワーワー言いながら盛り上がっていると

「急いで、戻ってきて〜!」と、パニック状態のガイドさん!
なんと!すぐ近くでハブが首をもたげていたらしい。リアルサスペンスツアー💦

世界自然遺産になった事で、沢山の観光客が奄美を訪れてくれています。

すれ違う車はレンタカーが目立ってきたし、お陰様でうちの運営するゲストハウスマーメイドはオンシーズンは、ほぼ満室。

ちょっとCM(笑)

沢山の観光客が来てくれるのは嬉しいけれど、「ロードキル」と呼ばれ、車に跳ねられて死んでしまうアマミノクロウサギも跡を立たないのだとか?

大自然を守りながら、ホンモノの世界自然遺産を体験してほしい。と、心から感じた今回のツアーでした。

夜の奄美の森はスリリングで探究心を満たしてくれます。

スリルたっぷりのアマミノクロウサギツアー!認定ガイドさんをつけて是非ご参加ください。

オススメガイド奄美のアーサさん

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