見出し画像

ママが気付けば子どもはみんな天才だ!

ママの不安が子どもの芽を摘む

昨日は天才児(ギフテッド)教育のオンラインセミナーに参加した。

ところが・・・トラブル!登録メールにzoomアカウントが送られてきていたのだけど,どうもそれを消してしまっていたらしく、入れない!

最近色々な情報を集めすぎて肝心のセミナーの時間に入れない事態がたまにある。誰かこの解消方法をご存知だったら教えて欲しい。私の解消方法はといえば、先方に問い合わせメールを送り、(既に始まって1時間たっていた)「入れません」ということでアーカイブに参加となる権利をゲット!でも運良くリアルでも入れたので最後の意見交換会などのところに書き込んだりできたのはラッキーだった。

このようなAIサービス(チャットボット)などは私のような落ちこぼれユーザーを拾うという意味では企業にとってはマンパワーを使わずに顧客満足度を上げるし、顧客の幅を広げるという意味でとても有効だと感じた。

さて、すったもんだで入れたオンラインセミナーだったけど、前半を見ていないのでまだ、なんとも言えないのだけど、ギフテッドのママさんたちは色々と辛い思いをされているようだ。というのがコメント欄から見てとれた。

日本ではまだまだ、「他よりも優れている場合そのことを明らかにするといじめにあう」らしい。「東大女子はもてない」という記事にも書いてあったが、頭がいいと女性は嫌われるのだそう。なので、頭が悪いふりをする。これがギフテッドの子ども達にも言えるみたいだ。そしてギフテッドの親は子どもに対していじめられないように「人と同じように振る舞う」ことを教えるのだそう。

個々の家庭事情や子どもへの愛情が根底にはあるのかもしれないが、その問題の奥深い「根っこ」にあるのは、右肩上がりの経済成長下で、「自分で考える人間は要らない」つまり「指示待ち人間」「言われたことをより早くより正確に」できる人間ロボットを大量生産し、大量消費させる教育の問題があると言わざるを得ない。

学校の授業がつまらない

今の子どもたちは「デジタルネイティブ世代」と呼ばれており、生まれた時から身近には常にスマホがある環境だった。生まれながらにネットでいつでもどこでも誰とでも繋がり、情報を手に入れることができることを当たり前とおもっている世代なのだ。

そんな子どもたちが小学校に入り、読み書きや九九などの「繰り返しやることで身に付く授業」を受けさせられることに苦痛を感じるのは至極当然なことだと思う。パソコンやタブレットを感覚的に使いこなすことができる世代は、学校での授業があまりにもアナログすぎてつまらないのだ。(個人的にはそんな授業は全部やめて、大自然の中で走り回ったほうがよっぽど脳が進化すると思っている)

それでも先生も親も学校に行き、コツコツと学ぶことが大事だと自身の教育の過程で刷り込まれている。それは「習慣の大切さ」や「我慢強さ」を身につける訓練なのだという。でも本当にそうだろうか?

10年前の習慣と今の習慣は大きく変わっている。我慢することが全て良いことにつながるとは考えにくい世の中だったりする。ある意味「大人にとって都合のいい子ども」たちは自分で考え、自分の意見をはっきりと伝えることができない大人になる。グローバル社会ではそれは致命的でもある。

マドリードに住む小六の孫はアレクサと普通に会話している。「アレクサ!30分図って!」と言ってゲームで遊ぶ時間をAIに管理してもらっているのだ。シリコンバレーに本社を持つ「パロアルトインサイト」のCEO石角友恵さんはお子さんへの絵本の読み聞かせは「AIにお願いしている」のだそう。最初それを聞いてびっくりしたが、アレクサに時間を図ってもらい自分のゲームの時間を自分で管理できるようになることや、アレクサに絵本の読み聞かせをしてもらえることは、母親にとって子育てで感じるストレスの軽減へとなるのであれば、イライラして子どもを叱る時間が減るし、子どもを必要以上に管理監視しなくても良くなり、結果子どもたちは伸び伸びを育つことになるかもしれない。それは両方にとって良いことなのだ。

 AIに仕事を奪われる?

日常生活の中、気づかない部分でテクノロジーはどんどん進み、本人が意識していなくても、AIはあらゆるところに入り込んでいる。それは「私たちの日常生活をある意味コントロールすることがある」と石角さんはおっしゃっている。

例えば、自分で決めてネット上で買い物をしたり、映画を見たり、本を買ったり、SNSを見たり、お友達と会話をしたり、という風にネット情報を活用して、本人は自分で選んで毎日生活している様に思っていても、そのほとんどはアルゴリズム(問題解決の計算式)によってレコメンド(おすすめ)されたものの中から選んでいるということに気づいていない。

SNSに関しても毎日楽しい投稿をしているつもりが、その裏でFacebookなど社はその人の写真や記事を分析して、その人がどのレベルの消費者なのかを判断し、その人のレベルにあった広告をレコメンドしているのだそう。

そして、よく言われる言葉が、「AIに仕事を奪われる」というもの。しかしながら、AIに奪われるのではなく、時間的に余裕がないことをイライラしながら子どもを怒ってしまうのであれば、先に書いた様に、子どもにゲームの時間を守らせるとか、絵本の読み聞かせなどはAIにお願いしたほうが、親にとっても助かるし、子どもにとっても、ママに余裕が出て、笑顔になれるのであればそのほうがずっといいに決まっていると思うのです。

ママが気付けば「子どもはみんな天才だ!」

そういう意味でもこれからの時代は、「親が時代の変化に気づいて、その変化を子育ての現場に取り入れているか?」が子どもの未来を決めると言っても過言ではない。

生活の中にどんどん入ってきている「AI」の活用方法を学び、家事・育児にどの様に取り入れるのか?また、ワーキングマザーにとっても、仕事で出張があってもAIを活用すればさまざまな課題解決にもつながるという時代になっているのだ。

「スマホ育児」が一時話題になったが、育児雑誌のHANAKOwebによるとスマホのメリットデメリットを親がしっかりわかって使えばママの育児ストレス軽減にも、子どものAI学習のホームスクールティーチャーとしても役に立つのだそう。

出典:HANAKOママwebより

スマホ育児のメリット
1.飽きずに待っていてくれる
外食中や公共交通機関など、静かにしてほしい時にスマホを見せれば、周りに迷惑をかけず、親のストレスも軽減します。

2.自然に知識を吸収してくれる
最近ではさまざまな知育アプリが出ており、ひらがなや数字をゲーム感覚でマスターできるものもあります。
また、動画アプリで別世界を疑似体験できたり、ネイティブの英語を勉強することも可能です。

3.ご褒美にすると苦手なことを克服できる
「歯磨きをできたら動画を見られる」など、ご褒美としてスマホを使えば、苦手なことを克服できることもあります。

スマホ育児のデメリット
1.視力が低下する
長時間のスマホ利用は、視力低下に繋がります。
1回の視聴は15分ほどで、一日2~3回と分けて見せるのがおすすめです。

2.運動不足になる
スマホばかり見ていると、身体を動かす機会が減り、運動不足になります。
スマホを見たらストレッチや散歩をするなど、身体を動かす時間をつくりましょう。

3.親子のコミュニケーションが減る
スマホを見ていれば、家事や仕事がはかどりますが、親子のコミュニケーションの時間が減ってしまいます。
スマホの時間は制限し、親子の時間をつくりましょう。

この様に時代の変化を上手に取り入れていけばママの育児ストレスの軽減だけでなく、ママになったら仕事を辞めなければいけないという日本の働き方の現状や、日本女性の社会進出が生産性を下げると言われている出産で一度仕事を辞めた女性が「生産性の高い仕事につくことができるヒントにもなり、ママの社会復帰の課題解決にもつながると思うのである。

未来を生きることもたちは既に親には想像もできないデジタルの世界が待っているのだ。その未来を親が想像でき、我が子の子育てに取り入れることができるかどうか?それが子どもの才能を引き出しす。

「ママが気付けば子どもはみんな天才」になるのだ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?