第11週 土曜日 メディアで活躍する女性 黒木瞳

11人目のメディアで活躍する女性は

日本の女優、タレント、歌手、映画監督。元宝塚歌劇団月組トップ娘役の黒木 瞳さんです。

黒木瞳(くろき ひとみ)さんは1960年(昭和35年)10月5日 - 福岡県八女市(旧・八女郡)黒木町出身です。出身地・黒木町(くろぎまち)に因んで同郷の五木寛之(八女市出身)が「黒木瞳」と命名したそうです。


黒木瞳さんは4人兄弟の末っ子として生まれられました。

剣道7段の腕前を持つお父親さんの影響もあり、小学4年生(黒木小学校)から中学頃まで剣道を習っていたそうです。福岡県立八女高等学校在学時には演劇部に所属、部長として九州大会に進出されています。

高校卒業後、熊本県の音楽大学への進学が決まっていたそうです。
しかし記念受験として宝塚音楽学校を両親に内緒で受験しようとし、バレエに1週間通われます。
受験費用を捻出できず、当時交際していた男性から1万円を借りて受験したそうです。
また、受験日を1日前に間違えて行ってしまうというハプニングもあったと言われています。
面接では筑後弁訛り一辺倒になった挙句、受験理由を尋ねられた際には「松竹歌劇団(宝塚歌劇団とはライバル関係にあった)でもよかったんですけどね」と発言したそうです。

しかし倍率22.4倍の難関をくぐり合格され、1979年4月に宝塚音楽学校に入学されました。



1981年、宝塚歌劇団に月組の娘役として入団されます。
入団時の成績は39人中3位だそうです。
そして『宝塚春の踊り』で初舞台を踏まれました。
67期生には女優の北原遥子さん、涼風真世さん、真矢みきさん、演劇プロデューサー、活弁士、日本舞踊講師の幸風イレネさん、梨花ますみさんがいらっしゃいます。

黒木さんは特に北原遥子さんとは、お互い「親友」と呼びあうほど仲良しであったそうです。1985年の日本航空123便墜落事故で北原が死去した後に、8月18日に桐ヶ谷斎場で執り行われた通夜では、月組の仲間に抱えられるようにして葬儀に参列したと伝えられています。





同年5月18日に月組配属が決まりました。

1982年1月より『おはよう朝日です・土曜日です』(朝日放送)にレギュラー出演され、司会、レポーターなどもこなされます。

また在団中に東宝映画『南十字星』(1982年)に出演。これが映画初出演作品だそうです。

男役・娘役通じて史上最速となる入団2年目で、大地真央さんの相手役として『情熱のバルセロナ』でトップに就任されます。

研修生2年目でのトップ就任については、小顔で男役としては細身だった大地さんが同じような体格で度胸ある番組進行をこなしていた黒木さんに着目し、相手役にしたいと申し出たといわれているそうです。

また、当時の月組トップであり副組長も兼任していた榛名由梨も黒木さんを高く買い、67期生の初舞台公演中に「黒木さんを月組にもらいたい」と言ったというエピソードがあるそうです。

『あしびきの山の雫に』『シブーレット』『ムーンライト・ロマンス』『翔んでアラビアンナイト』『ザ・レビューII』『ガイズ&ドールズ』などに出演し、在団中は娘役でありながら大地さんに迫るほどの人気を獲得されました。


1985年9月1日、『二都物語/ヒート・ウエーブ』東京公演千秋楽を最後に大地さんと同時退団され、芸能界へと転進されました。



映画主演デビュー作、東陽一監督『化身』(1986年公開)では全裸となり、宝塚の歴史を貶めたなどの非難もあったそうですが、演技には一定の評価を得られました。

この映画でホステス役をするため、当時の東映社長・岡田茂氏の指示で、実際に銀座の高級クラブで一週間、ホステスのアルバイトをしたという逸話が残っているそうです。


その後、サスペンスドラマなどを中心に活動を続けておられましたが、1997年公開の森田芳光監督の映画『失楽園』で不倫の恋を大胆に演じて大きな話題になりました。


原作とともに社会現象となったこの作品で知名度が一気に広がり、活躍の場が広がっていった。『失楽園』の原作者である渡辺淳一とは深い仲であったとうわさされています。


1990年、結婚されます。相手は三井不動産関西のCMに出演した際制作を担当した電通社員の一般人男性だあおうです。 夫との間には1998年に出産した女児が一人いることを公表しておられます。

この娘さんに関しては高校時代ひどいいじめに加担した不良少女であったなどの報道がありました。

また、宝塚を受験したが不合格になったことも報じられています。

また1999年の8月、『思い出のメロディー』(NHK)の司会を務めたり、

1999年・2000年は、『輝く!日本レコード大賞』(TBS)の司会を務めておられます。

また2005年 - 2009年まで『FNS歌謡祭』(フジテレビ)の司会を務めて、2005年と2007年は歌手としても出演されています。


2007年・2011年は『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ)ではパーソナリティーを務められました。

2016年公開の映画『嫌な女』で監督デビューされます。



同年にNHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ版では主演を務めたそうです。



喫煙者であり、撮影では黒木のためのタバコ待ちが行われるそうです。

喫煙者と言えば 菅井きんさんですね。


さて黒木さんは以下の賞を受賞されています。



1987年:第10回日本アカデミー賞新人俳優賞『化身』


1995年:第6回日本ジュエリーベストドレッサー賞(30代部門)


1997年:第21回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞『失楽園』
1997年:第10回日刊スポーツ映画大賞主演女優賞『失楽園』
1997年:第22回報知映画賞最優秀主演女優賞『失楽園』


2001年:第10回日本映画批評家大賞女優賞『破線のマリス』




2001年:第8回E-ライン・ビューティフル大賞
2002年:第7回アジア・テレビジョンアワード優秀演技賞『ゴールデンボウル』




2002年:第1回Ms. Lily賞(オランダ国際球根協会)
2003年:第19回ベストジーニスト
2004年:第15回日本ジュエリーベストドレッサー賞(40代部門)
2005年:第1回ライフスタイリスト・オブ・ザ・イヤー
2006年:第13回ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2006
2006年:第35回ベストドレッサー賞
2008年:第1回ベストマザー賞2008
2009年:Graceful Woman Award(40代部門)
2009年:第6回COTTON USAアワード(Mrs部門) - Miss部門の黒木メイサとダブル黒木での受賞。
2011年:第12回ベストスイマー賞



黒木さんの他の作品も少し載せてみました。









写真集もあるようです。





そして来月には2作目の監督作品が公開されます。

本日主役の俳優さんの事故の話が出ていましたが、無事公開されるのでしようか。。少し心配していますが、黒木さんなら大丈夫でしょう。



めぐめぐがすごいと思う黒木瞳さんのこと


1地元の町の名前の芸名で、宝塚で大活躍され、そしてその後

宝塚とは全く反対の役の女性でまた大成功されたということ。

2女優だけでなく、司会などでも活躍されていること。

3親友をなくされたり辛いことを経験されたり、娘さんなど様々な周りのトラブルに巻き込まれても、前にむかって益々歩んでおられること。



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