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兄がおしえてくれたこと③

兄は今でいうオタクタイプ(苦笑)
不器用で純真
お世辞にもモテるタイプでは
なかったですが

好きなことは
あきらめずとことん取り組み
わたしには、キラッと光る才能が
うらやましいと思うこともありました。

要領の良いわたしは
女の子ということもあってか
父から可愛がられてましたが

優しいばかりで
要領の悪い兄は
父から厳しくされていました。

兄からしたら
小さい頃から病気とはいえ
母を独り占めし
父からも可愛がられて
きっと疎ましい
妹だったと思います。

一般庶民で
交通事故の後遺症が残る父と
難病の妹がいるのだから
当然、縁談話がくることもなく

それでも、
妹を大事にしろ
と言われていたからか
わたしにはいつも優しい兄でした。

わたしは、そんな兄に
甘えていたように思います。

社会人になってから時々、
海外旅行のお土産といって
アクセサリーなどを
買ってきてくれたりしましたが

当時のわたしは
趣味が合わないので

わざわざこんなの
買ってこなくていいのに
なんて思ったりしていました(苦笑)

どんな思いで選んでくれたんだろう
どんな思いで買ってくれたんだろう

捨てられずに取ってあった
そのペンダントを見ながら

今なら素直にありがたいと感じます。。。

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