◾️同僚みたいな人とランチに行って定食に餃子を追加した話。
娘が久しぶりに登校したので、在宅勤務中の旦那と昼休みランチに出かけた。普段から同僚のような存在の旦那が在宅勤務によってますます同僚みたいで気分は”同僚とランチ”である。
中国人の店主が運営している個人店舗の中華料理屋。チェーン店ではないはずなのに、看板がやたらとポップでチェーン店っぽく、メニューも写真付きで見やすくきちんとデザインとされていて、メニューだけ見たら”すかい◯ーくグループ”のお店かと錯覚する。
そんなポップなメニューから、
今日のランチを選ぶ。
「麻婆豆腐定食と、黒酢酢豚定食をお願いします。」
おじさんの片言な日本語で返ってくる。
「マボドーフテーショクとクロズスブタテーショクネ。」
そして、ポップなメニューを裏返すおじさん。
餃子(3つ) 150円
唐揚げ(3つ)150円
メニューの裏は真っ白で、メモ用紙のようなものが貼られていて手書きでメニューが追加されていた。
一瞬、”定食のセットに餃子か唐揚げが付くから選んでね。”の流れかと思ったが、おじさんのアップセルだった。(笑)
おもて面に一切書かずに、注文の際に迷わせるというアップセル。あざといなぁと思いつつも餃子おいしそうだし、一皿注文。
このご時世で売上が落ちているのだろう。夜ならドリンクで客単価あげられるけどランチで客単価あげるのは大変。真後ろに座った会社員も店主のおじさんのアップセル作戦で餃子を追加していて、なんだか少し安心した。
次に行った時には、おじさんがメニューを裏返す前にこう言おうと思う。
「餃子一皿追加してください。」
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