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吹奏楽部出身、大人になったわたしが考える【吹奏楽部で学べること】

こんにちは!
クラリネット奏者の吉崎めぐみです。

桜も愛で、八重桜が満開となり、つつじや藤も見頃を迎えたころ
この春中学校や高校に進学し、吹奏楽部に入った人たちも楽器決めやその他忙しい日々を送っているかと思います。

わたしは、普通の公立中学に入って知人のすすめで吹奏楽部に入りそこで初めてクラリネットという楽器に出会いました。

どんな音がするのかも知らないまま、マウスピースだけを渡され吹いてみましたが、音が鳴ったのは同級生のうちで1番最後でした!
不器用すぎです。

そんなわたしですが、クラリネットの魅力にはまりすぎて高校は吹奏楽部の活躍ぶりで選び、そしてさらには音楽大学まで行ってしまうという具合です。
好きなものに出会ったこの上ない幸せ(99%)と、理想には程遠い現実の憂い(1%)を日々感じながら演奏やレッスンで充実した日々を過ごしています。

このように人生半ば(うわー!半分来ちゃった!!)まで来たクラリネット吹きが、これからクラリネットにはまるであろう皆さんに向けて【吹奏楽部で学べること】についてお話したいと思います!

あいさつ・返事

よくある伝統的な「ハイっ」とタイミングを揃えるアレみたいな必要はないし、妙な張りや力みもいりません。
人が地球上で気持ちよく生きていくためには、自分以外の人とのコミュニケーションが欠かせません。
私はそれ系がとても苦手ですが、部活に入って半ば強制的に?あいさつしはじめてから、少なくとも挨拶をする習慣が身についたことでなんとかやってきていると感じます。
もともとできる人はそのまま続けてください!

ものを大切にする

自分のものとかみんなで使うものとか、区別はありません。
楽器はもちろん、メトロノームや教室など全ての環境を大切に。
ただし、欠けたリードは容赦なく(感謝の気持ちを持って)捨てて大丈夫です。奏法に差し支えます。

人と協力して何かをする

吹奏楽部でやることは演奏だけではありません。
パートの仲間、先輩、違う楽器の仲間、先輩、その他関わる全ての人と協力しないことには合奏も成り立ちません。
自分と違う意見に出会い、びっくりしたり感動したりしながらひとつのものを作り上げます。

お互いの違いを感じ、尊重する

楽器も人も、です。




吹奏楽部なのですから、楽器の知識や音楽全般に興味を持つことはもちろん大切です。
しかしうえに挙げたようなことが前提にない環境では、学べることも少ないでしょう。

学生時代、損得のない関係でつながった仲間は宝です。

ぜひ素敵な学生生活を送ってくださいね!

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