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二宮尊徳の娘生誕200年記念: 尊徳さんの田んぼで米作り体験

真岡で育った娘、尊徳の精神を受け継ぐ
 真岡市出身の二宮尊徳の娘、その生誕200年を記念して、「尊徳さんの田んぼで米作り体験」に参加してきました。
田植えは初めてで、体力にも自信がなかったので躊躇していたのですが、二宮報徳会の会長から「少しだけでも体験すれば大丈夫」と声をかけられ、意を決して参加しました。
会場には、地元の小学生、高校生、そして父兄が大勢集まっていました。
人手は足りているようでしたが、小学生の子供と一緒に、少しだけ苗を植える体験をしました。

 初めての田植えは思ったよりも難しく、最初の苗はうまく立ちませんでした。「もっと深く!」と声をかけられ、地元の方の丁寧な指導を受けながら、3本目から徐々に慣れてきました。
田植えは終盤だったこともあり、隣の小学生の方が早く植えていました。
苗が伸びていたため、田植え自体はしやすかったと感じました。
田植えが終わった後、去年収穫されたお米で作ったおにぎりとお味噌汁をいただきました。どちらもとても美味しく、ボランティアの方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 これまで「自然がすごい」と口にしてきたものの、実際に田植えを体験してみて、もっと早くこの活動に参加していればよかったと感じました。
今後は、7月の除草、9月の稲刈り、そして11月の収穫祭と、収穫まで様々な体験が待っています。今から待ち遠しくて仕方ありません。

二宮尊徳の精神を受け継ぐ
 今回の田植え体験を通して、二宮尊徳の娘が受け継いだ精神を少しだけ理解できたような気がします。
「大自然の恵みに感謝しながら、自分が信じたことを力いっぱい行うことが、本当に豊かな社会をつくる」
尊徳は、報徳仕法と呼ばれる独自の思想に基づいて、地域社会の復興に貢献しました。その思想は、「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の四つの徳目を核とし、地域住民の自助努力と協働によって、持続可能な社会を築き上げることを目指しています。
今回の田植え体験も、地元住民の協力によって行われたものでした。参加者一人ひとりが、自分の役割を果たすことで、田植えという作業を成功させることができました。
尊徳の娘は、父の精神を受け継ぎ、地域社会の活性化に貢献した人物です。今回の体験を通して、その娘の生き方にも学ぶことが多かったように感じます。

未来への希望
 真岡市は、二宮尊徳の思想を受け継ぎ、地域の発展に努めています。市内の各地には、尊徳ゆかりのスポットや史跡が数多く残されており、多くの観光客が訪れています。
今回の田植え体験は、真岡の豊かな自然と、地域住民の温かさを実感できる貴重な機会となりました。今後も、地域社会の活性化に貢献できるような活動に参加していきたいと思っています。
二宮尊徳の娘の生誕200年という節目に、このような貴重な体験をすることができて、本当に幸せでした。

 田植えを通して、自然の恵みや農家の方々の苦労を肌で感じることができました。この貴重な体験を忘れずに、これからも食への感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。

田植え後のランチ

※食器は頂き物で、マイ箸でゴミは出ませんでした。
紙の袋に入れたので、そのまま持ち帰り家で洗いました。
ゴミを出さすに、水も汚さなくて良かったです。

二宮尊徳と桜町の復興: 現在の栃木県真岡
はじめに
二宮尊徳は、江戸時代の農政家、思想家であり、報徳仕法と呼ばれる独自の思想に基づき、地域社会の復興に貢献した人物として知られています。その中でも、桜町での復興活動は、尊徳の功績の中でも特に顕著なものです。
桜町とは
桜町は、現在の栃木県真岡市の一部に位置する地域です。江戸時代には、下野国(しもつけのくに)桜町藩の領地であり、財政難や農村の荒廃など、様々な問題を抱えていました。
二宮尊徳と桜町の出会い
1823年、尊徳は小田原藩主大久保忠真の命を受け、桜町領の復興に携わることになりました。当時32歳だった尊徳は、厳しい状況の中で、持ち前の勤勉さや独創的なアイデアを活かし、復興に取り組みました。
報徳仕法に基づく復興
尊徳は、報徳仕法と呼ばれる独自の思想に基づいて、桜町の復興を進めました。報徳仕法とは、「至誠(しせい)」「勤労(きんろう)」「分度(ぶんど)」「推譲(すいじょう)」の四つの徳目を核とした思想で、地域住民の自助努力と協働によって、持続可能な社会を築き上げることを目指しています。
具体的な復興活動
尊徳は、桜町領で以下のような具体的な復興活動を行いました。
• 農村基盤の整備: 荒廃していた田畑を整備し、灌漑設備を充実させました。
• 人材育成: 青少年向けの教育機関を設立し、地域住民の知識や技術の向上に努めました。
• 金融制度の改革: 困窮する農民への融資制度を設け、経済的自立を支援しました。
• 地域コミュニティの活性化: 地域住民が協力して公共事業に取り組む「報徳仕法講」を組織しました。
復興の成果
尊徳の献身的な努力により、桜町領は徐々に復興し、財政難や農村の荒廃といった問題を克服しました。また、地域住民の生活水準も向上し、活気あふれる地域へと生まれ変わりました。
二宮尊徳の功績
桜町での復興活動は、二宮尊徳の功績の中でも特に顕著なものです。尊徳の思想と実践は、現代社会においても、地域社会の活性化や持続可能な社会の実現を考える上で貴重な指針となるでしょう。
現在の真岡市
現在の真岡市は、二宮尊徳の思想を受け継ぎ、地域の発展に努めています。市内の各地には、尊徳ゆかりのスポットや史跡が数多く残されており、多くの観光客が訪れています。
まとめ
二宮尊徳と桜町の復興は、地域社会の活性化や持続可能な社会の実現を考える上で、貴重な教訓を与えてくれます。尊徳の思想と実践は、現代社会においても、様々な課題解決に役立つものと言えるでしょう。

Gemini


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