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メディア取材のチャンスを逃す!? 意外な落とし穴とは その1


放送作家の板橋めぐみです。


今回は、
せっかくのメディア取材のチャンスを逃してしまうかもしれない
「落とし穴」についてまとめました。
これ、メディアアプローチをする人、
誰にでも可能性があります。
しかも「そんなことでチャンスを逃したら
悔やんでも悔やみきれない!!」という事例です。


キャンセル待ちが教えてくれた「チャンスの逃し方」


その核心に触れる前に、
私が体験した、類似のお話をひとつ。

私、昨日、某テレビ局からの電話をずっと待っていました。
というのも、某テレビ局で行われている
ワクチンの職域接種のキャンセル待ちリストに、
昨日、私も名前を連ねていたんですね。

キャンセルがあって初めてお声がかかるので、
その電話はいつ、どのタイミングで鳴るかわかりません。
キャンセルがなかったら鳴らないことも。

そんな宙ぶらりんな状態でしたが
一刻も早く受けたかった私は
ずっとスマホを握っていました。

食事の時も。
トイレの時も。
そして美容院でも。

が、美容院でシャンプー台にのる時、
「ま、大丈夫かな」と
鏡の前にスマホを置いていってしまいました。

でも途中で不安になったので、
美容師さんに訳を話して、
スマホをシャンプー台に持ってきてもらったんです。
そして、画面を見たら…
不安は現実になりました。
なんと、テレビ局からの着信があったのです。

慌ててかけ直したものの、
時、すでに遅し。
次のキャンセル待ちの方に連絡済み
とのことでした。

スマホから目を離した時間、わずか5分。
でもこの5分、油断したせいで、
ワクチン接種のチャンスを逃してしまったんです。
次のチャンスはいつかわからなかったので、
「なぜあの5分、目を離したのか!?」と
自分で自分を責めまくってしまいましたよ…


メディア取材されたい人はとにかく電話に出るべし


これと同じようなことが
番組取材でもよくあります。

テレビの番組制作の中では、
取材相手の都合などで急に取材ができなくなり
「穴」があいてしまうことがよくあります

でも穴があいたままでは
番組が成立しません。

そこで穴を埋めるべく、
「急で申し訳ないのですが、
取材に対応していただけませんか?」と、
急遽お声がけすることが多いのが
すでにこちらがよく知っている取材相手、
さらにはリリースを送ってきてくれた方。

この「突然」取材依頼するケース、
実はとてもよくあります。
日常茶飯事といってもいいです。

この手の穴埋め取材の場合、
電話やメールでの問い合わせに
すぐに対応してくれた方に
取材をお願いすることが多い
んです。
何しろスタッフは
あいた穴を一刻も早く埋めたいので
めちゃめちゃ急いでいるんですよ。

ですので、
連絡があったことに気づかない場合、
後から連絡したとしても
「別の方にお願いしました」
と言われてしまいます。

もう、これ、
ワクチンのキャンセル待ちと
仕組みが全く同じ!

ワクチンよりさらに始末が悪いことに、
この急な取材依頼電話、
本当にいつかかってくるかわからない
んです。

とはいえ、電話を取り損ねて
せっかくのメディア取材のチャンスを
逃してしまうなんて
もったいないと思いませんか?

ですので、メディア取材の機会を狙うあなたは
極力、かかってきた電話には出る!
心がけていただきたい。
それだけ意識しても取り損ねたら、
ご縁がなかった、と割り切りましょう。

また最近は
「見知らぬ電話番号からの電話には
出ない」という方も多いと思います。
が、メディア取材を目指している方は
謎の番号にもぜひ対応してください
(電話は番組のスタッフルームや制作会社、
さらにはスタッフの個人携帯からかかってきます)

でも、これだけ注意していても、
まだせっかくのチャンスを逃す危険があります。
しかも
「え、そんなことで!?」というぐらい
ちょっとしたことで。

それについては次回ご紹介します!!



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