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脱プラに取り組み始めたお話 ~“不便の中にある快適さ”を知る~

外出するときはmyストロー、水筒にチェンジした。
すると不思議なことに街や家の中は“プラスチックで出来ている”ことに気付いた。
何にでもプラスチック。
PC、スマホなどの様々な電化製品、“エコ”と呼ばれる詰め替え製品、洋服、まさか紙コップにまでプラスチック加工されていたなんて…
まさにプラスチックは“外来種の脅威”そのもの。在来種に次々と襲いかかっている感じ。
それを知らずにポイポイ捨ていた自分…地球に対してなんと罪深い…

別にプラスチックに対する嘆き悲しむnoteを書きたいワケではない。(いや、本当は書きたい。マンタの赤ちゃんのニュースを見たときは痛烈な胸の痛みに襲われた。)
以前にも書いたように、“たった一本のストロー”を断っただけで、店員さんに感謝される世界。
“たった一枚のレジ袋”
“たった一本の割り箸”
“たった一つのお手拭き”
私は1日でどれくらい感謝されることが増えたか…店員さんの労力も軽減しているからなのか、「ありがとうございます」がなんと多いことか。(笑)

確かに私も最初はレジ並ぶ度に店員さんに色々断ることを伝えるということは難易度が高かった。
・面倒
・恥ずかしさ
・時間のロス
etc.
だが、そういう“不便さ”を乗り越えたときの“快適さ”を実感してからは全く苦ではなくなった。
何が快適なのか。
ずばり、店員さんとのやり取り。(笑)
人とのコミュニケーションが驚くほどスムーズになった。
これまでにもnoteに書いた(と思う)が、私は人見知り人間だった。というか、普段は社交性の自分が引きこもっているだけだと気付いたのだが。(笑)
そんな自分が徐々に仕事以外でも社交的な自分が表に出るようになったのだ。
出ざるを得なかった…という表現の方が的確かも。(笑)

まず、レジで店員さんに断るには“タイミング”が必須。
店員さんもお仕事なので、効率化を最優先に動いている。
何しろ、早い。(笑)
しっかり観察しないと、いつの間にかレジ袋に商品を入れ、お箸やらお手拭きまで丁寧に入れてくれようとするからだ。
まさにおもてなしの威力。(苦笑)
レジ袋に商品を入れてしまった後に断るのはちょっと難しい。なぜなら一度“使ってしまった”からだ。
店員さんが“使ってしまったレジ袋”を再利用するのにためらいがなければ問題ないが、寧ろ、処分する方にためらいがないかもしれない。

ここが成功すると、一つ一つ確認してくれる店員さんが殆ど。
「テープを貼ってもよろしいですか?」(「テープを貼らさせていただきます」パターンもある。)
(飲食物を買った場合)「お箸(スプーンやフォーク、ストロー)はお付けしますか?」
(お弁当を買った場合)「お手拭きはお付けしますか?」
客側はYes/Noのやり取りだけかもしれないが、レジ袋を断らなかったら発生しないやり取りだ。(もちろん、断らなくてもその都度確認してくれる丁寧な店員さんはいるけれど。)
これまでは無言でレジを終えていたことが、会話のやり取りが求められるようになったのだ。
自然と社交性の自分が顔を出すワケだ。

ただ!これを“義務感”でやると続かない。
ここの数十秒のやり取りをいかに楽しめるか、を考えてみた。

店員さんのやり取りが面倒と思う方は、もし自分の好きなアイドルが店員をしていたら…を考えるのだ。(笑)
店員さんの笑顔が見たくなるだろう、自分のカッコ良さをアピールしたくなるだろう、そのための努力をするだろう。
イメージできない方は店員さんを原石、つまり“アイドルの卵”だと思うのはどうだろうか。
ベテラン店員さんの“大変身”を想像するのだ。
無表情の店員さんに対しては笑顔を見せることができたら“10ポイント獲得”とか勝手に自分で決めるとか。(笑)

断ることが恥ずかしい、偽善者だと思われそうみたいに感じている方は、まず、自分はどう思うだろうかとイメージ。
そういう人を自分は本当に偽善者だと思うだろうか、毛嫌いするだろうか。
寧ろ、言葉にせずとも凄いなぁ、偉いなぁ、と思うのではないだろうか。
それか、みんな他人に無関心だから気付かない。(笑)
きっと恥ずかしさを手放せるようになるはず。

一秒でも時間が惜しい方は、“緊急性を要する方”のみ。
終始“緊急”であるはずがない。
トイレを我慢しているのか、命の危険があるのか、誰かに追われているのか…
そういう方は言うまでもなく、まずはそちらの問題を解決したらお買い物をした方が良い。
心にゆとりを持つことができれば、時間を気にせず店員さんに色々断るやり取りができる。

最後の方はほぼ冗談半分になってしまったが、半分本気。(笑)

大げさかもしれないが、プラスチックが増えたことで、人との関わりが減ってしまっていたのかも。
人の温かさに触れる機会を減らしてきたのかも。
元々日本人は“人情の人種”だったはず。
その感覚を思い出して、できることを実際に取り組み続けて、“私のアイドル”を笑顔にしていきたい。(そこを最後まで引っ張るか。笑)




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