メグミ

短い文章を綴っています。 本、絵、映画…広く浅くです。

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花火の音が怖かった 身体に響いて立っていられなかった トンネルや橋が怖かった 崩れるのではないかと不安だった 眠るのが怖かった 悪い夢を見たくなかった いつから怖くなくなったのか 変わらないあなたが 居てくれて    安心して 変われた 生き易くなった 今ね 凄く楽しい

    • 【読書感想】カミュ著 窪田啓作 訳「異邦人」より

      世界と自分が一緒に感じた「世界の優しい無関心」その言葉に私も救われた どうか、あなた方の無駄な関心を私に向けないで欲しい 「関心」が自ら何らかの意図を持ちルムソーに絡まり付き、それを彼は合理的で在りさえすれば受け入れていた ルムソー自身絡まれた事故だったと微塵も思わなかった 一見自分の意向など持ち合わせていないようなマリイやレエモンとの会話の中で彼はその都度取捨選択をしている事からも、一被害者では無い証明と思う 裁判の過程で周囲が勝手に決める「被害者」と云うカテゴライズ

      • 白い雪が たくさんたくさん 降り続いたら 私は全てを忘れて 私ではない私に なろう 土砂降りの雨や雷も 良いだろう 私ではない私に 終わりの始まりを 盛大に祝おう 私ではない私に

        • シンクの汚れが綺麗に落ちてすっきりした …なのに 直ぐ汚れる 使わなければ綺麗なまま ただ そんな訳にもいかない 綺麗にするために掃除するのか 汚すために掃除するのか 人も物も一緒 汚すために生きているのか 綺麗にするために生きているのか 触れたら汚れるよ 今更何? …今更

        花火の音が怖かった 身体に響いて立っていられなかった トンネルや橋が怖かった 崩れるのではないかと不安だった 眠るのが怖かった 悪い夢を見たくなかった いつから怖くなくなったのか 変わらないあなたが 居てくれて    安心して 変われた 生き易くなった 今ね 凄く楽しい

        • 【読書感想】カミュ著 窪田啓作 訳「異邦人」より

        • 白い雪が たくさんたくさん 降り続いたら 私は全てを忘れて 私ではない私に なろう 土砂降りの雨や雷も 良いだろう 私ではない私に 終わりの始まりを 盛大に祝おう 私ではない私に

        • シンクの汚れが綺麗に落ちてすっきりした …なのに 直ぐ汚れる 使わなければ綺麗なまま ただ そんな訳にもいかない 綺麗にするために掃除するのか 汚すために掃除するのか 人も物も一緒 汚すために生きているのか 綺麗にするために生きているのか 触れたら汚れるよ 今更何? …今更

          何故か申し合わせた様に 別れと出会いは時を置かずやって来る …何やら浮かれているみたいだ… そんな日がたまにあっても良いのかと慢心している自分、 反面 もしかしたら最悪をもたらすきっかけなのか と戦々恐々としている自分、 賽は投げられたのだから どちらに転んでも 全ての要因は自分だと言い含めよう 点が 病巣の染みとなるか はたまた 宝玉となるか… 見届けようじゃないか これだから 生きているのは面白い

          氷河の眼が 遥か彼方の河底に眠っているなんて 考えたことありますか? 考えられますか? あなたは何か忘れていませんか? 私は何か忘れていませんか? 眼下に広がる白銀の世界

          氷河の眼が 遥か彼方の河底に眠っているなんて 考えたことありますか? 考えられますか? あなたは何か忘れていませんか? 私は何か忘れていませんか? 眼下に広がる白銀の世界

          手の平から 砂がこぼれ落ちるように 生きてきた中で たくさんの宝物が 手の平からこぼれ落ちる …愚かな生き方をしてきた …最期 一粒でも手の平に 宝物が残っているように 生きてきた証を 慈しみたくて 今になって 真剣に 生きているのかも知れない 私は 身勝手な生き物

          手の平から 砂がこぼれ落ちるように 生きてきた中で たくさんの宝物が 手の平からこぼれ落ちる …愚かな生き方をしてきた …最期 一粒でも手の平に 宝物が残っているように 生きてきた証を 慈しみたくて 今になって 真剣に 生きているのかも知れない 私は 身勝手な生き物

          私の手を握り 指を一本一本数えている 触れる事で 私を感じているのだろうか 私も祖母を感じたくて 手を強く握り返し ずっと頭を撫でていた 輪郭のある世界を 出来れば顔が見える世界を 祖母に見てほしい そしたら また 名前を呼んでくれませんか…。

          私の手を握り 指を一本一本数えている 触れる事で 私を感じているのだろうか 私も祖母を感じたくて 手を強く握り返し ずっと頭を撫でていた 輪郭のある世界を 出来れば顔が見える世界を 祖母に見てほしい そしたら また 名前を呼んでくれませんか…。

          切り取り

          掌に収まるほどの 小さなモノたちを 大切に 暖め守る いや 守られているのは 私 分不相応な事は 出来ないから 掌に収まるほどの 小さなモノたちを 慈しみ生きる ちっぽけな 一人の ちっぽけだけど 何者にも踏み潰されない 生きる希望

          掌に収まるほどの 小さなモノたちを 大切に 暖め守る いや 守られているのは 私 分不相応な事は 出来ないから 掌に収まるほどの 小さなモノたちを 慈しみ生きる ちっぽけな 一人の ちっぽけだけど 何者にも踏み潰されない 生きる希望

          誰か 何か 無性に怒りを覚え 一人運転しながら 怒声を上げる 掠れ声と疲労しか残らない 最悪な時間 さっさと 眠ってしまえば 良いものを こんな日に限って だらだらと もやもやで ぐだぐだと 無駄に時間を使っている 今だって ぐだぐだと 下らない 文字ばかり 並べてる

          誰か 何か 無性に怒りを覚え 一人運転しながら 怒声を上げる 掠れ声と疲労しか残らない 最悪な時間 さっさと 眠ってしまえば 良いものを こんな日に限って だらだらと もやもやで ぐだぐだと 無駄に時間を使っている 今だって ぐだぐだと 下らない 文字ばかり 並べてる

          祖母と私

          施設に居る祖母の眼科受診をした。 右目の視力は0.3、 左目は光が分かる程度、と 初めて知り、少し驚いた。 同じ文章を何度も読むのは認知症だからだと、勝手に思い込んでいた。 見えないから、何度も読んでいたのかも知れない。 いや、どうだろう。 帰り道、ケーキ屋でプリンを買い、二人で食べた。 祖母が真剣に(?)プリンを食べている横顔に向かって、何の果物が乗っているか、甘いか、酸っぱいか、私は尋ねる。 これはブドウ、皮がある。 これはイチゴ、少し酸っぱいな。 真剣に食べながら祖母

          祖母と私

          最期の鳴き声をあげて 目の前の虫は命尽きた 魂は23gと聞いた事がある 自由な魂は 自然に土に… 好きなところに 還って逝くのだろう

          最期の鳴き声をあげて 目の前の虫は命尽きた 魂は23gと聞いた事がある 自由な魂は 自然に土に… 好きなところに 還って逝くのだろう

          必要な事だけ大切にする たったそれだけ 何を迷っていたんだろう 足枷を付けたのは私 なら 外すのも私次第 誰のものでもない そう言ってくれた いつも ありがとう

          必要な事だけ大切にする たったそれだけ 何を迷っていたんだろう 足枷を付けたのは私 なら 外すのも私次第 誰のものでもない そう言ってくれた いつも ありがとう

          変な考えを直したらと 指摘される 好きだから 色々してると いつも話される 私の気持ちや 自我が あっという間に 削られる これは 正常な恋愛の形なのだろうか 私には分からない 理解する術は あるのだろうか。

          変な考えを直したらと 指摘される 好きだから 色々してると いつも話される 私の気持ちや 自我が あっという間に 削られる これは 正常な恋愛の形なのだろうか 私には分からない 理解する術は あるのだろうか。