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ひとりひとりの状況に合わせて、お客様の気持ちに寄り添ったファッションコンシェルジュをされている 渡邊陽子さん

ひとりひとりの状況に合わせて、お客様の気持ちに寄り添ったファッションコンシェルジュをされている 渡邊陽子さんにお話をお伺いしました。

渡邊陽子さんプロフィール
出身地:大阪生まれ、福岡育ち
活動地域:福岡・大分・佐賀
経歴:アクセサリー販売員、コールセンター、葬祭ディレクターなどいろいろな職種を経験。
その中で、店長やスーパーバイザーなどを経験。
現在の職業および活動:ファッションコンシェルジュ
     骨格スタイルアドバイザー
     パーソナルカラーアナリスト
     スカーフ&ストールコーディネーター
     数秘術カラーセラピスト
     マネジメント研修講師
座右の銘:初心忘れるべからず

記者:渡邊陽子さん(以下、渡邊 敬称略)は、現在どのような活動をされていますか?

渡邊:今の時代は、60歳でも輝いている人が増えてきています。
そんな風に女性としていつまでも輝きたいけれど、なにをやったらいいのかわからなくて困っている人も多いと思います。そんな人に一緒に輝いていけるようなお手伝いをしています。
最初にカウンセリングシートを利用して、悩みやライフワークを聞きながら丁寧にお伺いしています。仕事用の服を選ぶにも業種や立場によって選ぶ服装が変わってきます。一人一人の骨格スタイルやパーソナルカラー、肌質を総合的に見ながら、似合うファッションをお伝えしています。

記者:お客様にファッションのことをお伝えしているときに、大切にされている事は何ですか?
渡邊:自分が、今まで経験していないことを行動にしていくことは、知らない世界なので、とても怖くて勇気がいることだと思います。ささいな行動ひとつにしても、いろいろな不安がでてくるので、その不安のひとつひとつに対して「大丈夫だよ」という気持ちを持ちながら、お客様と一緒に寄り添いながら接するようにしています。
また、人は悩みがあると、頭の中で全部がぐちゃぐちゃになってよくわからない状態になっていることがあるので、そんな人に対しては、ぐちゃぐちゃになっていることをひとつひとつお聞きし、それを分けていくことをしています。そして、分けて、すこし頭の中が整理されたときに、この人にとって何が大事なんだろうということを念頭に置いて聞くようにしています。
お客様が話されていることをお聞きするときには、お客様が話していることの裏には、傷ついたり、怒っていたりという感情がある時もあるので、そういった気持ちも感じ取るように心がけていますね。
そして、何より一番大切にしているのが、私自身の思い込みが入っていないかを確認するために、お客様に質問をして、一つ一つ確認するようにしています。
また、女性は自分にとって、好きではない服は着たくないと思います。たとえ、その洋服が、似合うとしても、本人が心から楽しめワクワクするものでなければ意味がありません。だから、その方の「好き」という感性を大事にして、好きなものを「似合うように着れる」ように導いていくようにしています。

記者:夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?
渡邊:2年後には、全国で活動できるようにしたいと考えています。まずは、ファッションのお悩みを伺うのに複数人に向けてのオンライン受講なども考えていますが、一人一人用途が違うのでその後、基本的には一対一のスタイルで集中してやっていきたいと思っています。
また日々、ゴールがないので、スキルアップの勉強は常に続けています。
お客様に伝わらないと意味が無いので、伝えるスキルを伸ばしていくために、書籍を読んで、実際に会話をしていく中で試しています。また、オンラインでやるには、どうしたらいいのかを調べたりしています。
その時に大切にしていることは、インプットしたら、アウトプットをすること。
高校時代にたくさん資格を取得しましたが、ほとんど覚えていません。私は覚えたら、やった気持ちになるという所があるので、そうならないよう実行するようにしていますね。(笑)
初心忘れるべからずを大切に、「わかるから、私大丈夫。」とならないようにしています。そうしないと、お客様に対する態度もよくなくなるので、最初のやり始めた時の気持ちを忘れずに謙虚さを忘れないようにしています。
常に私は知らない、分かっていないという気持ちを持つようにしています。

記者:今の夢を持ったきっかけは何ですか?今の夢を持ったきっかけは発見がありましたか?
渡邊:元々、ファッションが好きだったのに、30歳くらいで、悩むようになりました。
気づいたら、着る服の色は、黒・カーキ・茶色だけになっていました。
そんな時に出会ったのが、パーソナルカラー診断でした。
そのときに、こんな綺麗な色を着ても大丈夫なんだということに気づき、とても自信が持てました。
その後、いろいろなパーソナルカラーの講座を受講し、理解を深めていきました。
自分自身が単に暗記することが苦手で、理解しないとできなかったので、追及するようになりました。
自分自身が、ファッションで悩み、パーソナルカラーや骨格の学びをとおして解決していきました。その過程で、悩み苦しんだ経験を人の役に立ちたいと思い、ファッションコンシェルジュをするようになりました。
人の役に立ちたいと思うようになったきっかけは、25歳の時に管理者を始めて経験したことが大きいです。この経験をするまでは、あまり考えもなく働いていました。アクセサリーの店長を経験し、部下を始めて持つようになったときに、守らないといけない、育てないといけないという気持ちが自然と湧き上がるようになりました。
そこで今まで持ったことのない感情が生まれ、自分ができることで、人の役に立つ仕事がやりたいという気持ちを持つようになりました。
管理職の経験等を通して、いろいろなつらい思いを経験し、人には強さだけではなく、弱さもあることを知ることができました。
自分もつらい経験をし、頑張ってもうまくいかない時に落ち込むことがあったので、私ができることで役に立てることがあれば、役に立ちたいと思うようになりました。
そして、会社員ではなく、独立してサロンを経営しようと思ったのは、後悔しない人生を送りたかったからです。
30代前半に葬儀屋さんでコーディネーターの仕事をしていた時、結婚、出産はしない人はいるかもしれないけれど、死だけは必ず訪れ、死は、年齢に関係なく訪れることを実感しました。
人の死を身近にみてきて、明日にでも死ぬかもしれないという事がわかりました。
もし、明日死ぬかもしれないとなったときに、自分の人生の中であれをやっておけば、よかったと思うことが少ないほうがいいなと思うようになりました。
そんな風に思うようになっていったとき、自分自身がきちんと会社員生活をしていても、上下関係があったり、なかなか自分の好きなようにはできないと思い、「自分の責任で仕事がしたい」という心に気づくようになりました。
今までの経験を通して、現在、ファッションコンシェルジュをしています。

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編集後記
今回インタビューの記者を担当した平城&梅津&丸山です。

渡邊さん自身が悩み苦しんだ経験がある分、人の気持ちに寄り添うことの大切さを身に染みているようにみえました。だからこそ、一人一人を着実に、輝かせる女性にしていくことができると思いました。
今後のさらなるご活躍が楽しみです!!


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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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