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解像度を上げるを読んでみた話+α

 まだまだ暑いですが、お盆が終わると夏の終わりの近づきを感じますね。
 先日、おかあさんといっしょスペシャルステージに行ってきました。毎日見ている子の推し達を、彼女らと一緒に見ることができて感動しました。特に長女がまだお座りしかしない、意思疎通が取れなかったころからNHKのキャラクターの皆さまにはとても支えていただいているので、懐かしい曲を聴いた時には涙が出てきました…(はい、私はヲタです)
 もうちょっとしたら夫婦の趣味であるフェスも家族で行けるのかな~と思ったので、今後も成長が楽しみです。

 解像度を上げるを読了しましたので、読む経緯と読んでやろうと思ったことを記録します。


読むに至った経緯

UI/UXデザイナーとしての転職のため、日々BONOで勉強しています。

UX入門コースのゴール、ゼロからサービスをデザインしように取り組んでいます。

そこではサービスの価値定義をし、課題と解決策を定めてデザインを始めるという手順になっているのですが、自分が考えた課題はどうもふわふわしているなあ…と悩みました。

考えていたサービスは下記の通り。

安直すぎん!?

困りごと→解決方法がひっくり返っただけになっている…

悩んだので、BONOに入会したときに使える権利「1on1」を使いカイさんに相談することに☆彡


しゃべりながらカイさんがまとめてくれたFigjam

カイさん「その困りごとってただの「状態」じゃないですか?それって課題じゃないと思います。なんでその状態になっているのかを掘り下げていくと、本当の課題が見つかると思います」

!!!!!!

ふわっと感はそこだったんですね!ダメだったところはわかりましたが、掘り下げ方がわからず、また数日悩むことに…
BONO上に落ちていた情報(BONOは無数の素敵な情報がたくさん落ちています。コミュニティプランだけでもめちゃ学びがあると思います)
によると、「解像度を上げる」という本がめちゃくちゃ素晴らしいとのこと…さあ読んでみよう!

解像度を上げる

  1. なぜ解像度が大事か

  2. 解像度とは何か?

  3. どうやって解像度を上げるか?

大まかにわけてこの3点が本書では説明されています。

内化と外化

解像度が低いなという状況では大体「深さ」がたりない、と筆者の馬田さんはおっしゃっています。そしてその「深さ」の視点で解像度を上げる行為は内化と外化という考え方を利用していくと説明されています。

外化の手法の一つ「言語化して現状を把握する」も自分の考えたサービスについて行ってみました。

一番深いところで8whyなのでまだまだ足りていないですね


内化の項目である「インタビューをする」こちらもやってみました。(カイさんも言われていたし、UX入門の動画でもたっぷり説明があります。)
製品のアイデアを考えるときには顧客が普段どういう行動をしていてどんな課題を持っているか深く知るためにインタビューをします。
顧客自身の行動を聴くインタビューを終えてそれはすごく実感しました。長くなるので今回は割愛します。
以降は読んでみてこれから意識しようと思ったことです。

解決する範囲を決める

極端なサービスレベルへの振り切り方ができるということはその課題への解像度が高いということ。手広く行おうとするとコアな顧客に寄ったサービスにはならないため、ブレる。

スケールしないこと=泥臭いことをする

顧客のことを意識するためにはまずスケールはせず、どのような課題があるのかを顧客から知ることが大切。足で行う泥臭いことも必要となってくる。

感想

 
 インプットアウトプットという機械的な言葉でなく、自分の血肉にして新たに生み出していくという意味での内化、外化という人の営み的な言葉がすごく刺さりました。人がやっている作業ですしね。
 また「座視を変える」は自分に必要なものだなと思いました。私自身大きめの企業の歯車として働いているため、管理の経験はなく、自分以外の視点で業務を見たことがありませんでした。上長との面談で、上長はなんの仕事をしているのでしょうか?と失礼な質問を直接投げかけたことがあります。とても優秀かつ温和な上長は「一般社員とは考えている時間軸も違うし、規模感も違うからいろんな可能性をつぶして新たなことを考えているよ」とおっしゃっていました。その意味が分かったようなわかってないような…だった状況でしたが、この本を読んでさらに内化されていったように感じます。
 普段は図書館で本を借りるのがほとんどですが、これは辞書的に使いたいので購入してよかったです。これから本書の手法をどんどん使って解像度を上げていきたいと思いました。

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